中学に入学するとほとんどのお子さんはなんらかの部活動に参加しています。このこと自体は新しい友だちができたり、先輩、後輩という上下関係を学んだりなどとさまざま利点があり、スポーツ系、文化系問わず、積極的に参加するべきだと思います。そこで、おもにスポーツ系の部活動に参加する際の勉強面での注意点についてお話しします。

スポーツ系の部活動の場合、毎日、子どもはくたくたになって帰って来ます。それでも、その日の宿題などの家庭学習をしっかりこなせる子どもは心配はありません。しかし、疲れて何もせず、携帯電話をいじるか、テレビでも見て寝てしまい、そのようなことが毎日続くようになると勉強に大きな支障を生じてくることになり
ます。宿題も忘れがちになり、絶対評価の現在では、日頃の学習態度としてマイナス評価の大きな要因になってしまいます。

部活動は、定期試験の一週間前から活動中止になるのが一般的かと思います。その一週間だけで全教科の試験範囲を復習するのは到底不可能です。やはり、日頃からの家庭学習の積み重ねがあって、はじめてその一週間で総まとめをするというのが理想です。しかし、現実は、多くの子どもが試験前一週間だけの勉強で試験に臨
んでいるようです。勉強は一夜漬けとなり、試験結果もおのずと知れています。そして、周りの友だちもだいたい同じようなので、だんだんそれが当然になっていってしまうのです。

最初が肝心です。部活動をはじめるに際して、勉強が最優先であることをまず、親子で確認してください。一年生の間は部活動で頑張るのも良いのではないかとおっしゃる保護者の方がときどきいらっしゃいます。しかし、その一年間の遅れを取り戻すのに半年から一年かかるとしたらどうでしょうか。家庭学習に支障が生じるよ
うな部活動は本末転倒です。このことをまずご留意ください。また、学校の授業内だけでできるだけのことを理解しようと授業に集中することも大切です。そういう気持ちを持てるならば、部活動の後の家庭学習もそんなに負担になるとは思えません。

むかしから文武両道と言います。しかし、それは生半可な気持ちではなかなかできません。両立を目指しても挫けそうになることもたびたびあるでしょう。そのようなとき、保護者の方の的確な励ましがその子を支えます。ただ勉強しろと叱るのではなく、お子さんがやる気になるような教え諭し方が必要です。

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