実際の勉強時間はどのくらい?
お子さんは家庭学習にどのくらいの時間をかけているでしょうか。
家庭での学習時間は、学年や受験生かどうか、塾に行っているかいないかによって当然変わってきますが、小学校低学年なら1日30分から多くて1時間、高学年になると1時間から2時間くらい、中学生なら2時間から3時間程度毎日みっちり勉強すれば、学校で学習している内容はしっかり消化できるはずです。勉強量が多いと言われる中学
受験生でも、1日3時間きっちり勉強出来ていれば塾やテキストの内容を十分復習出来るはずです。
しかし実際にこの時間、毎日集中して勉強するケースは少なく、昨日は2時間勉強したのに今日は気分が乗らなくてまったくやらなかった、部活が忙しくて帰って勉強しようとしても20分くらいでやめてしまった、という繰り返しになっているケースが多いでしょう。
また、毎日4、5時間机に向かっているのに、全く成績が伸びないというお子さんもよく見られます。実際、その時間で何を勉強していたのかを聞いて書き出してみると、分からない問題があって20分くらい悩んでいた、同じような問題を何問も機械的に解いているだけだった、英語の本文の書き写しに時間をかけていた、社会のノートまとめ
に時間をかけていた、というように小中学生の場合、長く勉強していても効率よく出来ているケースは少ないようです。
実は成績のいい生徒さんほど、長時間勉強していないことが多いようです。長時間勉強しなくても成績がいいのは、学校や塾で授業にしっかり集中して理解出来る、空き時間を上手く利用して暗記をする、学校の宿題などは出来るだけ短時間ですませるなど、勉強する「技術」が身に付いているのです。
親御さんは、お子さんにこの勉強する『技術』を身につけることをサポートしてあげて欲しいと思います。
長時間勉強机の前に座らせているだけでは、勉強する方法が分からないまま学年が上がってしまうことになりがちです。
まず、家庭で1日2時間勉強するなら、連続して2時間机に向かっていなければならないという考えを変えてみましょう。例えば、朝起きて20分計算、漢字練習をする、トイレで10分地理を暗記する、帰宅して30分宿題をやる、食事中やテレビのニュースをみながら親御さんと一緒に10分時事問題を覚える、お風呂に入る前に30分問題
集をやる、寝る前に20分復習をする・・・これだけで2時間の勉強が出来ます。長時間勉強するのが苦手なお子さんは、30分くらいで集中力が切れてしまいますので、短い時間で区切る方が勉強しやすくなるでしょう。
大切なの勉強する時間でなく、勉強する習慣を身につけることです。普段勉強する習慣がついてないと、テスト前に大量に勉強しようとしたり、塾に入って宿題をこなさなくてはならなくなった時に、どうしていいのか分からなくなってしまいます。
机に向かっているから安心するのえはなく、お子さんが毎日学習したことを理解したか、きちんと覚えたかを確認してあげて欲しいと思います。
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安河内 哲也
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By admin at 22 6月, 2010, 5:43 pm
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