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四 教科書の音読

 お子さんはお家で教科書を声を出して読んでいますか。

 もしその習慣がないのなら、毎日、十分でもお子さんに教科書を音読させてください。そして、それを周りでお父さんやお母さんが聴いてあげてください。

 お子さんはどんな読み方をしていますか。お子さんの読み方で注意して頂きたいポイントは、ひらがなのところを、とくに文末を丁寧に読んでいるか。この一つだけです。

 教科書を音読させてみると、かなりのお子さんがひらがなの部分を曖昧に読んでいます。これは早く読み終えてしまいたいという気持ちや次に出てくる漢字の方に注意が向いてしまっているからと思われます。そして、音読がこのようならば、黙読ではもっといい加減な読み方をしていると考えて良いでしょう。これでは読解力など身に付くはずもありません。

 音読する上で大切なことは、まずゆっくりと一字一字を読んでいくことです。その際、句読点は息継ぎの場所と考えてください。もし読めない漢字があったら、ふりがなをふってください。そして、毎日、わずかな時間でかまいませんので習慣となるようにしてください。そして、周りで聴いている大人が読んでいる内容をちゃんと理解できるようになったら、その子は内容をしっかり理解しながら読んでいるはずです。

 音読の良さは他にもあります。耳(聴覚)を使うことです。黙読では目(視覚)しか使いませんが、音読は声にして出すことで口と耳を使い、それが脳を刺激し、そのはたらきを活性化させます。これは英語も同じことで、語学は音読の繰り返しが基本なのです。繰り返し声に出して読むことで内容の理解が深まり、漢字の読みも自然と覚えるようになります。また、無理をせずに暗記さえできるようになるでしょう。この目・口・耳を使った国語学習は、この頃、案外ないがしろにされているように思います。読書は黙読ですし、教科書も、学校の授業で何度か音読するだけで終わってしまいます。せめて義務教育の期間だけは家での教科書の音読を実践してください。

 なお、音読は中学・高校の古典学習にも有効であることを覚えておいてください。

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三 毎日三十分の漢字練習

 お子さんは毎日漢字練習をしていますか。

 英語で単語がわからないと内容が理解できないと同じように、国語も漢字がわからなければ、たとえ教科書でもその内容は理解できません。漢字が読み書きできるようになれば、内容理解も自然と深まり、面白みも感じるようになります。

 当たり前のことのようですが、この当たり前のことがいまの多くの小学生には欠けています。たとえば、小学五年生の子に四年生の漢字の書き取りテストをした時、どのくらいできるでしょうか。わたしの経験では大部分の子が半分そこそこでした。なかには漢字の書き取りが得意でちゃんと書ける子もいますが、それは希なケースです。

 学校では授業数の削減から、漢字の書き取りまで手が回らないことが多いようです。漢字ドリルは配られていても、宿題用であったり、自習用であったりしています。そして、その単元が終わるとそれでおしまいで、学校での繰り返しの練習は望みようもありません。

 漢字練習は繰り返しが肝心です。繰り返すことによって初めて、その字はお子さんの記憶に定着して使いこなせるようになるからです。

 つぎにわたしが漢字練習で注意するポイントを挙げてみます。

1 書き順  これは漢字をかっこよく書くための順番だよとこどもに言っています。 
2 読み   いまの子は中学生になっても(本当は大学生でも)音読みと訓読みの区別がつかない子が多く見 られます。音・訓の違いを正確に覚えるようにしてください。
3 止め跳ね 漢字の止め跳ねだけはしっかり覚えるようにしてください。最初の段階で覚えてしまえば、あとあとは自然と身に付いていきます。なお、教科書の漢字は教科書体というデザインされた漢字ですので、止め跳ね以外はあまり神経質にならないでください。

 以上のポイントに注意して、最初は必ずお父さんかお母さんが側について、お子さんに漢字練習をさせてください。漢字練習といえば、お子さん任せのご家庭が多いようです。しかし、最初はやはり大人がチェックしてあげることが大切です。最初の十分と終わった後のチェックだけでもかまいませんので、ぜひ実行してみてください。

 また、高学年のお子さんで漢字が苦手な場合は、3年生ぐらいまで戻って書き取り練習をしてください。漢字の多くは別の漢字の組み合わせです。組み合わせる漢字それぞれをしっかり覚えていれば、新しい漢字もスムーズに覚えられるようになります。遠回りのようですが、じつは近道なのです。

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サイトリニューアル

サイトをリニューアルしました。今後メールマガジンの記事を分かりやすくまとめてアップしていく予定です。

お子さんの家庭学習に役に立つ情報を随時更新していきますので、是非お読みになってください。

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二 ノートの字から見えてくること

 お子さんの国語のノートや漢字練習帳を定期的にチェックしていますか。

 十人十色、その子によって書く字はいろいろです。たとえば漢字練習帳…四角いマスの中にいっぱいに書いて、時にははみ出したり、また逆に真ん中にちょこんと小さく書いたり…さまざまです。もちろん上手い下手もあります。みなさんなら、どんな字が良いと思いますか。

 お子さんの書く漢字が、適度な筆圧・大きさで一画一画を丁寧に書いてあれば下手でかまいませんが、筆圧の弱いひょろひょろした字や書き殴ったような雑な字を書いているお子さんは注意が必要です。たぶん、学校での授業への関心もノートに書かれた字のようなものだと思われるからです。しかし、わたしの経験では、そのようなお子さんでも、ある日突然、書く字が変わることがあります。それは勉強に目的を持つようになったり、勉強がわかるようになって面白いと思うようになった時です。そういう時、たとえ下手でも、自然に字を一画一画きちんと書くようになるのです。

 ところで、いまお話ししたことは逆のプロセスをたどることもあります。つまり、意識して字を丁寧に書くようになってくると、こどもは自然と勉強に関心を持ったり、授業に注意を向けるようになるのです。気持ちが少ししゃきっとしてくるみたいです。

 わたしは字の乱れたこどもに漢字練習をさせる時、必ず鉛筆を削らせます。もし筆圧の弱いお子さんなら、シャープペンを使わせます。それだけで、こどもは先の丸い鉛筆と違って折れないように鉛筆の先に注意が向き、一画一画をゆっくり書くようになります。最初はぎこちなくても、少しずつ慣れていきます。また、間違って消す時も綺麗に消させます。字の雑なこどもに限って、半分も消さないうちにその上からまた書くからです。そして、字の大きさはマスをはみ出さない程度の大きさです。小さい字のお子さんは大きく書くように言ってあげてください。

 お子さんのいまのノートの字を覚えておいてください。その字が突然変わった時、お子さんは勉強に関心を向け始めています。

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一. はじめに

みなさんはお子さんの学校のテストや通知表でどの教科の成績に関心をお持ちになりますか。

 お子さんが小学生なら、まず算数と国語でしょうね。そして、高学年になると通知表の教科以外に、英語への関心を持たれるようになる方もいらっしゃるでしょう。
 お子さんが中学生なら、ほとんどの保護者の方が英語と数学ではないでしょうか。わたしの塾講師の経験で言えば、入塾相談のさい、保護者の方が不得意・成 績が悪いとおっしゃる教科は、どの学年も必ず英語や数学です。しかし、よくお話を伺ってみると、その不得意な英語や数学と同じくらい、いや、もっと成績の 悪い教科があるのです。それは国語です。

 このごろ、マスコミなどで国語力の低下が話題にのぼっていますが、それでも保護者の方の国語への関心に変わりはないように思えます。このような国語への 関心の低さにはどんな原因があるのでしょうか。わたしは、国語は普段使っている日本語だし、それにどう勉強したら(させたら)いいかわからないという思い があるからではと考えています。

 国語は英語と同じように語学です。そして、語学としての勉強法があります。子供の人格形成は五・六歳で決まると言われますが、きちんとした国語力を身に 付けるためには小学校の時期が非常に大切です。この六年間をどのように過ごすかによって、のちのちの国語を含めたすべての教科の勉強に大きな影響が生じて きます。

 本コラムでは、おもに小学生を対象とした国語の勉強法についてお話していきたいと思います。毎日のわずかな時間の積み重ねがしっかりとした国語力を生み出します。先生はお父さん・お母さんです。
なお、中学生の国語勉強法についても、折々にお話ししたいと思います。

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まなびのへやについて

kujira1まなびのへやは、お子さんに自分から勉強する気持ちになる「まなぶ力」が身につくように支援します。

 いま、子どもの学力格差が広がっています

 中学受験をする子としない子、高校や大学へ推薦で進学する生徒と一般受験する生徒、受験というひとつの試練を経験するかしないかによって、その子どもの学力が後々になって大きな格差となって現れてきています。しかし、学校、塾、家庭教師だけに頼る受身の勉強だけでは学力は身につくものではありません。無駄な教育費を少しでも減らすためにも、早い段階からの家庭学習を通じて自分から勉強する気持ちになる「まなぶ力」を身につける必要があります。

子どもの学力格差は親が未然に防げます

 本サイトでは、家庭学習を通して大学受験まで通用する基本的な「まなぶ力」を身につける方法を紹介していきたいと思います。

全て家庭で、お父さん・お母さんが教えることが出来る方法です!

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『まぐまぐ大賞2008』の【教育・研究部門】にノミネート

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当サイト発行のメールマガジン 塾に頼らずに成績を上げる〜国語力をつける家庭学習法 が、『まぐまぐ大賞2008』の【教育・研究部門】にノミネートされました。

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