中学受験のピーク後の2月から、大手の学習塾では新年度のカリキュラムに 入る所も多くなります。1月頃から新4年生を中心に塾の説明会なども増えてくるようになります。  中学受験の塾選びが初めてというご家庭も多いでしょう。塾選びは近所の方の口コミや合格実績などに頼らざるおえなくなります。

 しかし、小学生が「受験」という目標を持って塾で勉強するというのは、親御さんが考えている以上に大変なことです。お子さんによって、集団授業でバリバリやるので伸びる場合もあれば、集団じゃ上手くついていけない、個別にしてみてもどうも成績が伸びないといったケースもあります。塾選びは慎重にしないと、転塾を繰り返して家庭やお子さ んの負担が増えることになりかねません。また塾のかけもちや家庭教師を頼むことになり、考えていたよりも費用がかかることになってしまいます。

 中学受験向けの塾の比較、長所、短所などはこちらのサイトや書籍に詳しく書いてありますので、塾選びをする前にまずは基礎知識としてよく読んでおいて欲しいと思います。

 ・All About 中学受験の塾選びのポイント

  http://allabout.co.jp/gm/gc/403570/

 ・第5版 間違いだらけの塾選び (中学受験にチャレンジする前に (Part2))  杉山 由美子  価格:¥ 1,575  http://www.amazon.co.jp/dp/4872902742/ref=nosim/?tag=learnes70com-22

 ・学力が伸びる塾の活かし方子どもの活かし方ーだれも書けなかった「塾」とのつき あい方  吉本 笑子  ¥ 1,365  http://www.amazon.co.jp/dp/4795843120/ref=nosim/?tag=learnes70com-22

 また、塾に入る時期、どのような塾がお子さんに向いているか、塾に入った後、親御 さんがどのようにフォローしていくかもしっかり考える必要があります。次の点に注意 してください。

 ・4年生(3年生の2月)に必ず塾に入らなければという考えは捨てる

 お子さんの成長度合いや、向き不向きもありますので、早く塾に行けばいいというも のではありません。また学校の勉強で分からない所があったり、家庭学習の習慣がつい ていないレベルですと、受験用の塾に入ってもついていけなくなってしまいます。

 計算問題は短時間で確実に出来る、学校でやる算数の応用問題も苦にならない、漢字 をしっかり書ける、教科書レベルの文章を読んで分からない所はない、覚えなければい けないことは短時間で確実に覚えられる・・・このくらいのレベルでないと、受験塾に 入ると苦労してしまいます。まずは毎日家庭学習をする習慣をつけ、自分から学習出来 るようになってから入塾を考えて欲しいと思います。

 受験塾のカリキュラムは、同じことを繰り返したり、夏期講習などで復習出来るよう になっていますので、基礎学力があってやる気さえあれば、5年生や6年生で入塾して も追いついていくことは可能です。

 ・家庭でどのくらいフォローしなければならないか、考えておく

 自分で学習計画をしっかり立てられるようなお子さんでない限り、親御さんが宿題を やっているか、授業は理解しているか、どのように勉強時間を確保するかなどを考えて いかなければ、塾に行っているだけになってしまいがちです。  また、個別授業などで分からない所を対応してくれる塾もあれば、予習、復習は全て 家庭任せになっている塾もあります。塾にいる時間が長いところほど、家庭でのフォロー は少なくすむかもしれませんが、その分費用がかかったり、お子さんの自由時間はほと んどなくなると考えていいでしょう。

 どのくらい家庭で受験に時間を割けるか、家族ぐるみで頑張れるか、それともほどほ どにやるかなどを考えてから塾選びをすることをおすすめします。

 ・塾が必要ない場合もある

 中学受験=塾は絶対 と考えがちですが、私立中学の入試問題のレベルは簡単なもの から超難関までかなり幅があります。あまりにも幅が広いため、大手塾の模擬試験の成 績だけでは合否が判断できず、思いがけない合格や不合格が続出する原因にもなります。

 受けたい学校によって、勉強すべき内容はかなり異なる場合もあるでしょう。

 大手塾のカリキュラムの基礎レベルを繰り返しやっていれば、中堅レベルでも合格出 来る学校も多くあります。また、学校の勉強+アルファくらいの勉強で合格出来る学校 も多くあります。このくらいですと、大手塾で分からない問題をやっているより、家庭 で親御さんがしっかり基礎をフォローしていった方がいい場合もあります。

また、大手の集団塾が苦手な場合は、算数だけを個別指導や家庭教師などだけで対応 するということも可能です。大手塾の通信講座もありますし、インターネットで学習出 来る講座もあります。

 また、最近多くなった効率の中高一貫校の試験は対策法が異なってくるため、志望校の過去問にそった対策を個別にしていかなければなりません。

 受験だからとにかく大手塾へと安易に考えるないようにしてください。いろいろな選 択肢の中から子さんに一番合う方法を考えることが合格への近道になるでしょう。

?参考になる本

第5版 間違いだらけの塾選び (中学受験にチャレンジする前に (Part2))

 

 

学力が伸びる塾の活かし方子どもの活かし方 だれも書けなかった「塾」とのつきあい方

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