学校の教科書でかけ算をやっているなら、そこでやる文章題はかけ算。わり算をやっているならわり算と思って、文章をよく読まずに式を作っている子供をよく見かけます。これでは文章題が苦手になるのは当たり前です。
こういう場合は、高学年になって文章の内容が複雑になってきた時に、かけ算にするかわり算にするか分からなくなってしまうことが多くなります。また、小数や分数の問題が出てくると、もっと分からなくなることに。
割合や速さの問題は、しっかり理解していれば公式がなくても式を作ることは出来ます。それをしないで公式を暗記することを繰り返してしまうと、どんどん文章題が苦手になってしまいます。
小学校3年生から4年生の間に、文章を読んでかけ算の問題かわり算の問題かを判断出来るかどうかがポイントとなります。
まずは、次の文章題を読んで、お子さんが かけ算を使うか、わり算を使うかを、すぐ判断出来るか試してみてください。
(1) 5人でピクニックに行くことになりました。まおさんはお菓子担当の買い物係になり、850円分お菓子を買いました。1人いくらまおさんにはらえばいいでしょうか?
(2) だいすけ君は買い物に出かけ、1冊120円のノートを8冊買いました。たかし君はいくらお金をつかいましたか?
(3) ゆかりさんは、33ページの問題集を1日3ページずつ毎日勉強することにしました。何日で終わるでしょう。
(4)のぶなり君は夏休みに1日8個ずつ漢字を覚えることにしました。夏休みにたかし君が勉強出来る日は30日あります。夏休みの間に何個漢字を覚えることが出来るでしょうか。
かけ算かわり算かを判断出来ない場合は、具体的にお金を使うなどして,説明するところから始めて下さい。
50円を5人に配るのか、5人で分けるのかということを、日常生活の中の感覚で身につけていくことが大切になります。お子さんと一緒に買い物をして、計算の方法というものを、教えてあげていくと良いかもしれません。