繰り返して覚える習慣をつける
最近の小中学生を見ていると、繰り返し覚えようとしたり、問題を何度も解き直すという努力が欠けているように感じます。
漢字やことばの意味、英単語、理科や社会の暗記事項は、いきなり覚えようと思ってもすぐに暗記出来るものではありません。小学生のうちから、覚える訓練が必要なのです。暗記科目が苦手な子の大半は「覚えるのが苦手」なのではなく、「覚えるの訓練が出来ていない」ように思われます。
また、算数、数学の問題は、類題を何度も解いて、この問題はこう解くのだと反射的に気づけるようになれば、試験の成績もよくなります。これも数学のセンスはあまり関係ありません。類題を繰り返し解くことで身に付いていきます。
お子さんの勉強のやり方を見て、「繰り返し学習」が身に付いているかチェックしてみてください。
繰り返し学習のやり方
「繰り返し学習」の方法は
- 漢字、英単語は完全に覚えるまで何度も書いている
- 漢字、英単語の読みを覚えるまで声に出して読んでいる
- 暗記事項は出来なかった所をチェックして、もう一度やり直す。全部覚えるまでやり直す
- 算数、数学は出来なかった問題はもう一度やり直す
が基本です。
暗記をする場合は漢字の書き取りを何度もやっていても覚えていなければ意味がありません。テスト形式で何度もやり直すことが大切です。
また、算数、数学も解答を丸暗記していては意味はありません。解き方を順序だてて説明出来るまで繰り返すようにしてください。
出来なかったこと、覚えられなかったことをもう一度やり直すようにしていくうちに、覚えるスピードも上がってくるものです。時間がかかっても、根気よく繰り返すようにしていきましょう。
応用問題や演習問題は、基本事項を確実に出来るようになってから取り組むようすることが大切です。
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