夏休みは40日近い長い休みですが、何も決めずに過ごしているとあっという間に終わってしまいます。日付ごとに細かくやることを決める計画では、思い通りに進まなかったときにやる気をなくしてしまいがちです。ここでは、無理なく続けられる夏休みの学習計画の具体的な立て方を紹介します。
まず夏休みにやることを整理する
計画表に書き込む前に、夏休み中にやることを整理しておきましょう。夏休みをどう過ごすかという大まかな方針については、別記事の「夏休みの学習方針を決める」で詳しく説明していますので、先にそちらを読んでおくと、ここでの計画づくりがスムーズに進みます。
やることを整理するときは、絶対にやらなければならないこと、やっておきたいこと、できればやりたいことの3つに分けて考えるとよいでしょう。学校の宿題は絶対にやらなければならないことにあたります。苦手なところの復習や通信講座のやり直し、手をつけていない問題集はやっておきたいことです。少し難しい問題への挑戦などは、できればやりたいことに分類できます。すべてを同じ優先度で扱おうとすると計画が破綻しやすいため、最初にこの整理をしておくことが、後の計画づくりを楽にしてくれます。
最初に夏休みに何をどのくらいやるかを決めてから計画を立てるようにしてください。
絶対やらなければならないこと(学校の宿題など)、やっておきたいこと(苦手なところの復習、通信講座のやり直し、やっていない問題集)、出来ればやりたいこと(難しい問題など)に分けて考えるようにしましょう。
予定をカレンダーに書き出す
やることが整理できたら、まずカレンダーを用意して、すでに決まっている行事を書き込んでいきます。旅行や帰省、登校日、習い事、塾がある場合は塾の予定も忘れずに書き込みましょう。
行事を書き込んだら、勉強に集中できそうな日に印をつけておくと、後で1週間ごとの計画を立てるときに役立ちます。

学年に応じて学習時間の目安を決める
夏休みの学習時間は、学年や中学受験をするかどうかによって変わってきます。低学年であれば1日1時間から3時間、高学年であれば1日2時間から4時間、中学受験生であれば1日3時間から5時間程度を目安に、お子さんと話し合って決めてみてください。
学習時間はひとまとめにするのではなく、午前に2時間、夕方に1時間というように、集中できる時間に分けて配分するのがポイントです。ふだんから家庭学習の習慣がついていない場合、いきなり長時間の勉強を計画しても集中が続きません。最初は30分程度から始めて、少しずつ時間を延ばしていきましょう。
また、遊びの予定がある日は30分から1時間、塾がある日は宿題や復習で1時間から2時間、何もない日は朝晩2時間ずつというように、その日の状況に応じてどのくらい学習できるかをあらかじめ考えておくことも大切です。
こちらの生活計画表のテンプレートも利用してみてください

低学年のお子さんの学習時間の組み立て方
低学年のうちは、長時間机に向かわせるよりも、短い時間で区切って進める方がうまくいきます。15分から20分程度の学習を1日に2回から3回に分けて、間に遊びや休憩を挟むようにしましょう。漢字の練習、計算練習、音読など、毎日続けやすい内容から始めるのがおすすめです。
低学年は一人で計画通りに進めるのがまだ難しい時期でもあります。親御さんが「次は何をやる時間かな」と声をかけたり、終わったらしっかりほめたりすることで、学習への取り組みやすさが大きく変わります。シールを貼って達成感を味わえるタイプの計画表や、ごほうび付きの学習ノートを取り入れると、お子さんが自分から取り組みやすくなります。毎日何を勉強すればよいか迷ってしまう場合は、1日分の学習内容が決まっている教材を利用するのもおすすめです。特にタブレット教材はゲーム感覚で取り組める工夫も多く、家庭学習の習慣づくりにも役立ちます。夏休みの学習ペースを作りたいご家庭には、スマイルゼミも選択肢の一つです。
◆スマイルゼミ◆タブレットで学ぶ 【小学生向け通信教育】が誕生!高学年のお子さんの学習時間の組み立て方
高学年になったら、少しずつ自分で計画を立てる練習を始めるとよい時期です。最初は親御さんと一緒に1週間分の計画を立て、慣れてきたら週末に翌週の予定をお子さん自身に考えてもらいましょう。計画通りに進まなかったときは、何が原因だったのかを一緒に振り返ることで、見通しを立てる力が育っていきます。
高学年は1回の学習時間を30分から1時間程度にまとめても集中を保ちやすくなりますが、それでも丸つけや振り返りの時間を学習時間の中に組み込んでおくことが大切です。
夏休みは苦手な単元を復習する絶好の機会です。学校の授業に近い形で学び直したい場合は、映像授業を活用する方法もあります。東進オンライン学校なら、自宅にいながら授業形式で復習を進められるため、2学期に向けた学力の定着にも役立ちます。
東進オンライン学校 小学部勉強する時間帯を決めておく
勉強する時間がそのときどきでバラバラだと、習慣として定着しにくくなります。何時から何時までを勉強時間にするかを、あらかじめ決めておきましょう。
夏休みはできるだけ午前中に勉強時間を設けるのがおすすめです。特に漢字や計算練習など毎日必ずやることを決めて朝一番に取り組む習慣をつけておくと、その後の1日が過ごしやすくなります。中学受験をしないお子さんであれば、午前中の学習だけでも十分です。中学受験生の場合は、午前、午後、夜と細かく勉強する時間と休憩する時間を決めておくとよいでしょう。
学校の時間割と同じように、家庭学習の時間割をボードに書き出しておくと、お子さんも次に何をする時間か一目でわかります。
時間割を作るのにオススメのボード
学校の時間割と同じように家庭学習の時間割を作ってみましょう。
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教科ごとに優先してやることを一つ決める
夏休みは長いようで、案外あっという間に終わってしまいます。お子さんと親御さんの両方があれもこれもと欲張ってしまうと、結局どれも中途半端なまま終わってしまいかねません。
各教科について、これだけは何があってもやり遂げるという目標を一つずつ決めておきましょう。教科ごとにやることをリストにして書き出しておくと、優先順位がはっきりして取り組みやすくなります。優先してやることが決まったら、それをどの日にやっていくかをカレンダーに落とし込んでいきます。
宿題や自由研究は締め切り日を先に決める
学校の宿題は、夏休み中に終わればよいと考えていると、夏休みの終わりに大量に残ってしまうことになりがちです。特に時間がかかる課題は、先に締め切り日を決めておくことをおすすめします。
読書感想文であれば、何日までに本を読み終え、何日までに感想文を書き上げるというように、課題ごとに締め切りを設定しておきましょう。自由研究の場合も、何日までに観察や実験を行い、何日までにレポートをまとめるかを細かく決めておくと取りかかりやすくなります。面倒に感じる課題ほど後回しにしてしまいがちなので、7月中に終わらせられそうなものから早めに着手しておくとよいでしょう。
計画を毎日と毎週見直す時間を作る
計画は立てて終わりではなく、しっかり実行できているかを確認することが大切です。1日の終わりに、その日どのくらい勉強できたかを振り返り、計画表に書き込んでおきましょう。
また、1週間が終わったタイミングで計画全体を見直すこともおすすめします。無理のある部分があれば作り直して構いません。優先してやることが夏休みの終わりまでにきちんと終えられるよう、こまめに調整していきましょう。
夏休みの計画表はこちらでダウンロードできます

まとめ
夏休みの学習計画は、最初にやることを整理し、学年に合った時間配分を決め、教科ごとの優先順位をはっきりさせることで、無理なく続けやすいものになります。低学年のうちは短い時間で達成感を積み重ねること、高学年になったら少しずつ自分で計画を立てる練習をすることを意識して、お子さんに合った計画づくりを進めてみましょう。
夏休みの学習は、「毎日少しずつ続けること」が何より大切です。計画を立ててもなかなか続かない場合は、家庭学習をサポートしてくれる通信教材を活用するのも一つの方法です。基礎から応用までバランスよく学習したいご家庭には、Z会小学生コースも人気があります。お子さんに合った方法で、無理なく学習習慣を続けていきましょう。
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