ゴールデンウィークで今までの生活習慣を見直す
新学期が始まってすぐにゴールデンウィークになりますが、この時期の連休で学習ペースが狂ってしまうことがあります。受験生の場合は遊んでいられないという気分になって、焦って上手く過ごせなくなってしまいがちです。
また、だらだら過ごしてしまうとゴールデンウィーク明けに勉強出来なくなったり、やる気がなくなってしまって、いわゆる「五月病」のような症状になってしまうこともあります。
4月からの新しい生活の疲れも出てくる時期ですが、休みを利用して今までの学習習慣を見直す機会にしましょう。
規則正しい生活をする習慣をつける
だらだら過ごすと連休もあっという間に終わってしまいます。遊びに行く日も自宅で 過ごす日も、起きる時間と寝る時間をしっかり決めておいてください。規則正しい生活 をしていないと、学習時間は確保出来ません。
また、夜更かしの癖がついてしまうと、 連休明けに疲れが出て、やる気が出なくなってしまう可能性もありますので注意しましょ う。
勉強する日、遊ぶ日を決めて、ゴールデンウィークの計画を立てておきましょう。
旅行に行く時は勉強道具は持っていかない
旅行に行って勉強しようと思っても、ほとんど勉強出来ないで終わってしまいます。 宿題ややっておきたい学習は旅行に行く日以外に集中的して終わらせるようにしましょ う。
長期の旅行で、どうしても勉強道具が持って行きたい場合は、30分から1時間程度 で出来ることに絞って、問題集1、2冊程度にとどめておいてください。旅先では朝食 前に勉強する、移動時間に暗記ものをやるなど、短時間で効率よくやることを考えましょ う。
無理な計画は立てない
受験生の場合1日中ぎっしり学習計画を立てても、まだ切羽詰まっていないこの時期 はあまり集中出来ないことが多いと思います。また、天気のいい日に家に閉じこもって いても、健康にも良くありません。
勉強時間は午前中、夜だけに絞って、昼間は思い切って外出するような計画を立てて みてください。その方が集中出来ます。
復習だけでなく予習もする
4月中に授業でやった内容が消化しきれなく、不安があるお子さんはGW中にしっかり 復習しておけばいいでしょう。
ただ、4月は比較的ゆっくり進んでいたのに、5月から急に授業のペースが上がると いうことが、どの学年でもあります。また、中学生は定期テストもあり、勉強量が増え てきます。余裕がある場合は、1日30分程度でいいので、教科書の次の単元を見て問 題をやってみるなどの予習をする時間を作ることをおすすめします。
宿題が多い場合は重要なところを絞る
私立の学校や、進学塾などではGW中も大量の宿題を出されることがあります。出され たものを完璧にこなそうとすると、宿題をこなしただけで、やるべき学習が出来なくなっ てしまうことがあります。
宿題をよく見て、テストに出そうな所や、自分が確実に出来る所を絞ってこなすよう にしてください。自分1人で手に負えない問題を長時間考えていても時間の無駄になる だけです。チェックしておいて、後で先生や塾の講師に聞くようにしましょう。
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