小学生のお子さんに通信講座やオンライン講座を検討している親御さんは多いのではないでしょうか。塾に比べて費用を抑えられることや、自宅で好きな時間に取り組めることから、家庭学習の手段として人気があります。
最近はタブレットやパソコンを使った学習が主流になり、動画での授業やAIを活用した個別学習など、お子さんが楽しく続けられる工夫が充実しています。
しかし、種類が多すぎてどれを選べばよいか迷ってしまう方も多いでしょう。大切なのは、何のために通信講座を使うのかという目的をはっきりさせることです。目的に合った講座を選ぶことで、お子さんの学力向上に確実につなげることができます。
目的に合わせて講座を選ぶ
通信講座やオンライン講座は大きく分けて、次の3つの目的で選ぶことができます。
1. 学校の授業に合わせた学習をしたい場合
2. 中学受験や応用力を伸ばしたい場合
3. お子さんの興味や得意を伸ばしたい場合
それぞれの目的に合った講座の選び方を見ていきましょう。
学校の授業に合わせて基礎を固めたい場合
学校の補習や予習、復習に利用するなら、教科書に準拠した教材で、学校の進度に合わせて学習できる講座を選びましょう。
このような講座は、教科書の内容に沿った問題が用意されていて、授業の予習や復習がしやすいのが特長です。定期的な確認の仕組みがある講座なら、理解が足りないところを早めに見つけることもできます。
タブレット教材では、お子さんの解答に合わせて問題の難度が変わったり、間違えた問題を自動で復習に回してくれたりする機能があるものもあります。紙の教材は、実際に書いて覚えたいお子さんに向いています。お子さんの学習の様子に合わせて選ぶとよいでしょう。
ただし、通信講座だけに頼るのではなく、学校の宿題や普段の学習にプラスして取り組むことが大切です。時間を決めて取り組む習慣がないと、教材をためてしまうことも多いので、親御さんも一緒に学習の計画を立てるようにしましょう。
教科書に沿った学習ができる主な講座
中学受験や応用力を伸ばしたい場合
学校の内容を超えた発展的な学力や、中学受験を見据えた学習をしたい場合は、難度の高い問題に取り組める講座を選びましょう。
中学受験向けの講座は、小学3〜4年生から対応しているものが多く、受験算数や記述式の国語など、入試に必要な力を計画的に身につけられます。添削指導がある講座なら、記述力の向上にも役立ちます。
また、最近は映像授業で有名講師の解説を視聴できるオンライン講座も増えています。塾に通わなくても、質の高い授業を自宅で受けられるのは大きな利点です。
受験対策として利用する場合は、お子さんが目的意識を持って計画的に続けられるかどうかが重要になります。難度が高い分、途中で挫折しないよう、保護者の方のサポートも必要です。
応用力や受験対策に対応した主な講座
お子さんの興味や得意を伸ばしたい場合
英語力、国語力、理数の知識、さらにはプログラミングなど、お子さんの興味や特性に合わせた専門的な講座も充実しています。全教科をまんべんなく受講するのではなく、伸ばしたい力に絞って受講するのもひとつの方法です。
英語力をつける、英会話を学ぶ
小学校での英語教育が必修化されてから、オンライン英会話や英語に特化した通信講座の選択肢が広がっています。外国人の先生と1対1で会話できるオンライン英会話は、自宅にいながら「使える英語」を身につけるのに向いています。
小学生向けのオンライン英会話
国語力・読解力をつける
作文や読解力を重点的に鍛える通信講座もあります。国語力はすべての教科の基礎になる力なので、読む力や書く力に課題を感じている場合は、専門の講座を検討してみるとよいでしょう。
国語力をつける通信講座
理科・算数など理数系の探求
実験の動画が見られる理科講座や、思考力を鍛える算数の講座など、教科書を超えた内容を楽しみながら学べるものがあります。理数系に興味があるお子さんの好奇心を伸ばすきっかけになります。
理数系の思考力をつける講座
テクノロジーを使いこなす問題候補を育むソニーの学習アプリ【LOGIQ LABO (ロジックラボ)】プログラミングの学習をする
小学校でのプログラミング教育必修化に伴い、オンラインで学べるプログラミング講座が数多く登場しています。ゲームを作りながら楽しく学べるものや、将来のIT教育を見据えた本格的なものまで、お子さんの年齢や興味に合わせて選べます。2025年からは大学入学共通テストでも「情報」が出題されており、早い段階から触れておくのもよいでしょう。
小学生向けのプログラミング講座
4教科・5教科の受講だとどうしても全部こなせず中途半端になってしまう場合は、お子さんが興味のある分野や苦手な教科に絞って受講するのも効果的です。
講座を続けるために大切なこと
どんなに評判のよい講座でも、お子さんが続けられなければ意味がありません。次の点を意識しておきましょう。
体験してから申し込む
多くの講座が無料体験や資料請求に対応しています。お子さんに実際に触れてもらって、楽しく続けられそうかを確認してから申し込みましょう。
学習時間を決めて習慣にする
「毎日○時から○分」と時間を決めて取り組むと、教材をためずに進められます。特に低学年のうちは、親御さんが一緒に計画を立てて見守ることが大切です。
やりっぱなしにしない
教材に書き込んで答え合わせをしただけで終わっていたり、間違えた問題を見直していなかったりすると、力は身につきません。間違えた問題の解き直しまでしっかり取り組むようにしましょう。
タブレットと紙、お子さんに合う方を選ぶ
タブレット教材は動画や自動採点で一人でも進めやすく、紙の教材は実際に書くことで定着しやすいという特長があります。お子さんの性格や学習の様子に合わせて選ぶとよいでしょう。両方を組み合わせられる講座もあります。
タブレット学習ができる講座
◆スマイルゼミ◆タブレットで学ぶ 【小学生向け通信教育】が誕生!まとめ
通信講座やオンライン講座を選ぶときは、まず「何のために使うのか」という目的をはっきりさせましょう。学校の授業に合わせたいのか、受験や応用力を伸ばしたいのか、お子さんの興味を広げたいのかによって、選ぶ講座は変わってきます。
続けて学習する習慣をつけることが何よりも大切です。まずは気になる講座の資料を取り寄せたり、無料体験を試したりして、お子さんに合うものを見つけてみてください。

