家庭学習の中でも時間割を作る
家庭学習で好きな教科や得意な教科ばかり勉強したり、苦手な教科を長時間だらだ らやってしまってバランスよく勉強出来ないというケースは多いようです。
家庭学習を上手くやるために、学校や塾のように「時間割」を作ってみることをお すすめします。
まずは、「教科別の宿題の時間」「自主学習をやる教科の時間」をきっちり決めて みてください。
毎日学校の宿題をやる時間を決めた後、月曜日の20時から21時は理科と社会の問 題集をやる、水曜日の18時から19時までは通信講座の算数と国語をやる、と週間予 定表に書き込んでいきます。塾に行くつもりで、その時間は必ず決めた勉強をやる週間 をつけるようにしてください。時間内にきっちり学習を終わらせることも大切です。
また、短時間で出来る漢字や計算練習も、毎日の時間割に組み込んでみましょう。
タイマーやアラームなどを有効に活用する
時間割を決めたら、学習する時になったら目覚まし時計を鳴らすなどして、お子さん に学習する意識を向けさせることが大切です。
始める時間と終わる時間に携帯電話のアラームを設定してお子さんに知らせるという 方法もあります。
次に、予定が入ったり、体調が悪かったりなどで予定通り勉強が出来なかった時のた めの「振替時間」を必ず作ってください。土日や習い事がない日、学校が早く終わる日 などに、振替時間をあらかじめ空けておいてください。学習が予定通り終わっていれば、 その時間は自由時間にしてしまって構いません。
受験生以外の小学生の場合は、いきなり長時間学習する必要はありません。学校の宿 題以外に勉強時間が取れる日を週1〜2日決め、その日に集中して学習に取り組んでみ ましょう。
中学生の定期テスト前には、この時間割をきちんと作ってバランスよく学習すること が大切になります。小学生のうちから、1週間単位で上手く学習時間を割り振る感覚を 身につけるよう、練習して欲しいと思います。
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