集中力をつけて、学習量を増やす
勉強量を増やすには、集中力をつけることが大切です。2時間机に向かっていても、実際は1時間くらいしか勉強していないというお子さんも多いでしょう。集中力が続かないお子さんには、次のことを試してみてください。
タイマーを使う
1時間勉強すると決めただけでは、だらだらやって少ししか問題をやっていないとうことになります。
タイマーを使って時間をはかりながら 勉強する習慣をつけるようにしましょう。計算や漢字なら1ページ5分、文章題なら1問3分など、細かく時間を区切ってみてください。また、暗記は5分で覚えて、確認してみるといった練習をしてみるといいでしょう。
↓このような大きな文字で残り時間が分かるタイマーを使うことをおすすめします。
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集中出来る環境を作る
テレビ、漫画、ゲームなどが手に届く所にある家の中では勉強に集中出来ないお子さんも多いと思います。最近はスマートフォンやタブレットが手近にあることも多く、自室では誰も見ていないとつい手が伸びてしまいがちです。
ある程度人の目が見えるところで学習した方が勉強に集中出来ることが多くなります。図書館や自習室を使えればいいのですが、それらの場所が思うように使えない場合は、自宅で勉強に集中できる場所を作るようにしてみましょう。
リビングの一角に学習スペースを使ったり、外から勉強しているところが見えるように工夫してみてください。
親御さんが家事や仕事、勉強などをしている隣で一緒に勉強させると集中するお子さんも多いようです。
時間は短く区切る
予定表を作らせると、2時間算数、2時間社会などという勉強計画を立ててしまうお子さんが多いですが、集中力がないうちは2時間同じ教科の勉強を続けるのは難しいと思います。30分から1時間くらいで区切って、勉強する教科を変えてみてください。
小学校低学年や学習習慣が全くないお子さんの場合は、10分、15分で区切ってしまって構いません。帰宅後10分、食事前に10分、食後に10分、お風呂に入る前に10分、就寝前に10分と時間を作れば、トータルで50分勉強出来ることになります。是非試してみてください。
国語力がないと集中出来ない
問題文を読んで何を問われているかすぐ理解出来ない、言葉の意味が分からないなど基本的な国語力がないと、問題を解くのに時間がかかったり、誰かに説明されても話半分に聞いてしまうことになります。
こういう場合は、書いてあることや聞いたことをしっかり理解して、覚えるようにする習慣が必要です。普段から読んだものや聞いたことに関してどのくらい理解出来ているのか「聞き返す」ようにしてみるといいでしょう。
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