勉強時間が長いだけでは成績は上がらない
学習時間は長ければいいといものではありません。座って教科書とノートを開いていても、中身のない勉強をしていては、時間の無駄になってしまいます。
長時間勉強しているのに成績が上がらないというケースはよくあります。 成績の良い生徒さんを見ていると、短い時間で上手に勉強しているように思います。
効率よく勉強するポイントをあげてみますので、是非参考にしてみてください。
学習の効率を上げるポイント
学習の優先順位を決める
優先順位をつけないで勉強していると、計画していたことをやり切れなかったり、1つのことに時間をかけすぎて他の学習が出来なくなってしまいます。
短時間で勉強量が多いと思われる生徒さんは、どこを先にやるか自分で決めること が出来ているようです。簡単な問題で調子をつけてから、難しい問題に取り組んでみる、 暗記は勉強の合間の時間を使うなど、自分で勉強のパターンを身につけることが効率を あげるのに役立ちます。
なかなか勉強に取りかかることの出来ないお子さんの場合、まずは一緒にどこを先 にやるかを決める練習をしてあげてください。
一度に全てのことをこなそうとしない

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テストで60〜70点を目指しているのに、応用問題に時間をかけていると基本問 題で点を取れなくなってしまいます。また90点以上目指しているのに、基本計算に時 間をかけすぎるのもよくありません。
テスト範囲が出された時に、全部完璧にやろうとせず、どこを勉強すれば点数が上 がるかを考えることが大切です。数学や算数なら、解答を見ても理解出来ない問題はテ スト前に無理にやらない方がいいでしょう。また、学校や塾の宿題。課題が多い時は、とりあえずやっておけばいい部分と、復 習して完璧に理解すべき部分に分けて力の入れ方を考える必要があります。
コツコツやること、じっくりやることを分けてみる
計算や漢字、英単語の練習は毎日一定量をこなし、理科や社会の暗記は1日で一気 に覚えて直前にもう1回やった方が効率がいいことがあります。
1日に全教科やろうとするとかえって効率が悪くなることがあります。毎日コツコ ツやることは、10分から20分くらいで終わらせて、長文読解や算数、数学の問題練 習など時間をかけたいことはじっくりやるようなスケジュールをお子さんと考えてみま しょう。
とにかく出来ることを増やす
覚えること、少し考えれば分かることを中心に勉強してください。また、計算をはや くするなど、練習すれば出来ることを頑張りましょう。出来ないことに時間をかけても 伸びません。出来ることが増えれば少しずつ応用も出来るようになってきます。
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