全国で始まった学校の臨時休校のために長い休みに入ったお子さんも多いと思います。
休みの間の学習法については、基本的には早めに春休みに入ったと思い、学年全体の復習にあてるようにしていくようにしてください。ただ、3月に履修するはずだった内容が終わっていない場合は、後で授業でやることになると授業の進みがはやくなってついていけなくなることになってしまいますので、休みの期間に出来るだけ家庭で学習しておくこともおすすめします。
小6の場合は中学への準備が大切になります。中学への予習も出来るような学習プランをたてるようにしましょう。
また中学受験を考えている場合は塾も休みになってしまうと勉強のフォローをするのが大変になります。インターネットを活用するなどして、普段の学習ペースを崩さないようにしていくようにしてください。
学習計画を立ててみる
何も計画を立てないとだらだら過ごしてしまうことになります。毎日何を学習することを決めていくようにしていきましょう。
学校の宿題が出ている場合はいつまでに何をやるかを決めておくようにしてください。休みが終わるまでにやればいいやと考えていると、課題がどんどんたまってしまいます。締め切り日を作っておくことが大切になります。
普段塾に行っていて休みの場合も、塾の宿題や課題が出されていると思います。塾の講師と相談してどのくらいの量をやるかを決めておきましょう。
また、あまり長期の計画を一度に決めると、予定通りいかないときにやる気がなくなります。普段学習計画を立てて勉強することに慣れていない場合は、1週間単位、1日単位でまずは計画を作ってみましょう。
1日の計画を立ててやり切ったら次の日また頑張ってみるというペースで進めてみることをおすすめします。
また、毎日必ずやることを1つ決めておくようにしてください。計算ドリルと漢字ドリル1ページずつは必ずやるなど、決めておくと少しずつでも学習習慣をつけることが出来るようになります。普段家庭学習の習慣がついていない場合は、長時間やることにこだわらず、最低限やることを決めて集中して終わらせるようにしていきましょう。
↓春休みの学習計画の立て方も参考にしてみてください。
こちらの春休みの学習計画のテンプレートをご利用ください
復習だけでなく予習もしておく
この時期は学年の復習をすることが中心になります。学校の宿題や市販の復習ドリルなどを利用しているお子さんも多いでしょう。
余裕があれば、今までやった復習だけでなく、未履修部分や新学年の予習もするようにしてください。長期休暇により、休み明けの授業時間が詰まって授業の進みがはやくなり、ついていくのが大変になってしまうことが考えられます。
特に算数は進みがはやくなってついていけなくなると、勉強のやる気がなくなってしまいます。無理に全て理解する必要はないので、まだ習っていないところで理解できそうなところがあったら、教科書を読んでみたり、問題を解いてみることにチャレンジしてみましょう。
国語、理科、社会の教科書もこれから学習するところを読む時間をつけてください。
インターネットの講座や通信講座を活用する
長期休暇になると自分で学習ペースを作るのが難しくなります。オンライン学習や通信講座はお子さんが学習に興味を持てるようにいろいろ工夫していますので、活用してみましょう。
今回の休校措置で、無料教材やお試し期間を伸ばす講座も増えていますので、いろいろ試してみることをおすすめします。
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中学入学の準備をする
小学6年生は中学入学への準備が大切になります。
小学校で習っていることを身につけていないと、中学に入ってから成績が伸ばせないことが多くなります。
また、中学入学後は行事や部活などで忙しく学習ペースが掴めなくなってしまうので、ある程度予習しておくこともおすすめします。