夏休みに何をするかを考えてから計画を立てる
小学生の夏休みは計画を立てて、効率よく学習をする練習をする機会になります。何日に何をやるという計画の立て方では、なかなか計画通りに進まず、かえって勉強をやる気をなくしてしまうことになりがちです。
最初に夏休みに何をどのくらいやるかを決めてから計画を立てるようにしてください。
絶対やらなければならないこと(学校の宿題など)、やっておきたいこと(苦手なところの復習、通信講座のやり直し、やっていない問題集)、出来ればやりたいこと(難しい問題など)に分けて考えるようにしましょう。
具体的な計画を立ててみる
夏休みの計画は以下のように考えて、カレンダーや計画表に書いてみてください
予定をカレンダーに書いてみる
まずカレンダーを用意して、決まっている行事(旅行や登校日、習い事など)を書き込んでみましょう。塾がある場合は塾の予定も書き込むようにしましょう。
勉強に集中出来そうな日を選んで、カレンダーに印をつけておくことをおすすめします。
1日にどのくらい学習時間が取れるかを考えてみる
夏休みの学習時間は学年や受験の状況によって変わってきます。1日に何時間勉強できそうか、まずはお子さんと話し合って決めてください。
学習時間は続けてでなく、午前2時間、夕方1時間など集中出来る時間配分を考えるようにしてください。ただ普段からあまり家庭学習の習慣がついていない場合は、いきなり長時間勉強を作っても集中できません。30分くらいづつから勉強時間にをのばしていくようにしましょう。
また、遊びの予定がある日は30分〜1時間。塾で勉強する日は宿題や復習で1〜2時間。何もない日 は朝晩2時間ずつという風に、どういう状況ならどのくらい学習できるかを考えることが大切です。
勉強する時間帯を決めていおく
勉強する時間がバラバラだと習慣をつけることが難しくなります。だいたい何時から何時までを勉強時間にするか決めてください。
夏休みは出来るだけ午前中に勉強時間を入れましょう。特に漢字、計算練習など毎日 必ずやることを決めて、朝一番にやる習慣をつけていけば、その後学習が楽になります。 受験生以外は午前中の勉強だけで十分です。
受験生の場合は、午前、午後、夜と細かく勉強する時間、休憩する時間を決めておき ましょう。
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優先的にやることを決めておく
夏休みは長いようで案外あっという間に終わってしまいます。 お子さんと親御さんの両方が、あれもこれもとやろうとしてしまうと結局消化不良で終 わってしまうことになりかねません。どうしてもこれだけはやっておきたいという目標を各教科一つずつ作ってみてください。それだけは何があってもやり遂げようとすれば、全体の勉強がスムーズに進むと思います。
教科ごとにやることリストを書いてみましょう。
優先的にやることを決めたら、それをどの日にやっていくかを決めていきましょう。
読書感想文や自由研究などの課題はしめ切り日を作っておく
学校の宿題などは、夏休み中に終わればいいと思っていると、夏休みの終わりに大量 に宿題が残っている状態になってしまいます。面倒な宿題は、しめ切り日を作るように してみましょう。
読書感想文の課題でしたら、8月5日までに本を読んで8月10日までに感想文を書くという風に、持ち帰った課題全てに締め切り日を作ってみてください。
自由研究の場合は、何日までに観察して、何日までにレポートをまとめるという風に、 細かく日にちを設定するといいでしょう。
学校の課題が面倒に感じてしまうと、いつまでも取りかかれないで気づいたら夏休み後半になってしまいがちです。7月中に終わらせることが出来そうなものから、早めに取り組んで終わらせてしまうことをおすすめします。
計画をチェックする時間を作る
夏休みの計画がしっかり実行出来ているかをチェックすることが大切になります。
まずは1日が終わったら勉強量を見直してみてください。何を勉強したかは計画表などに書き込んでおきましょう。
また1週間が終わった時点で、計画を見直していくこともおすすめします。無理がある場合はどんどん作り直して夏休みが終わるまでに、優先的にやることを終わらせるように考えていきましょう。
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夏休みの計画を立てるのに参考になる本
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