Tag Archives: 国語勉強法

指示語の学習

指示代名詞の理解は読解において非常に重要になります。

「これ」、「それ」、「あれ」などの指示語が指している部分を抜き出したり、内容をまとめたりする設問はよく出題されます。また、指示語が指している内容が分からなければ、文章自体が分からなくなってしまうことがあります。

 指示語はほぼ文章の前にあるものを指しますが、まれに後ろにあることもあります。また、複数の文章を指す場合もあります。これらのことをすぐに読み取れる力をつける必要があります。さらに、抜き出したり、まとめた答えが、「これ」「それ」などに当てはめた時に自然な文章になっているか確かめる必要もあるでしょう。

指示語の把握のような問題は、いきなり長文問題をやるより、短文問題で確実に出来るようにするした方がいいでしょう。
 以下のような問題集を利用してみることをおすすめします。

国語読解シリーズ 3 指示語の特訓・上

4901705520
認知工学 2005-12
売り上げランキング : 86597

Amazonで詳しく見る by G-Tools

国語読解シリーズ 4 指示語の特訓・下

4901705539
認知工学 2005-12
売り上げランキング : 86257

Amazonで詳しく見る by G-Tools

 指示語のポイント、記述方法のポイント、書き抜き、指示語の内容をまとめる所まで、反復練習が出来るテキストです。小学校3年生くらいから利用出来ますが、中学生でも十分活用出来ます。

 また、お子さんが自分で書いた文章を読んで、指示語が使える所がないかを考えてみるような練習をしてもいいでしょう。
 

このエントリーを含むはてなブックマークはてなブックマーク - 指示語の学習 この記事をクリップ!Livedoorクリップ - 指示語の学習 Yahoo!ブックマークに登録 BuzzurlにブックマークBuzzurlにブックマーク @niftyクリップに追加 このエントリをつぶやくこのWebページのtweets Share on Tumblr FC2ブックマークへ追加 Googleブックマークに追加 Digg This

同音、同訓異字の強化

漢字の音読みと訓読みの区別のできない小学生が
多くいます。これは、小学校高学年になると習うべき漢字数が多くなり、限られ
た国語の授業時間内にひとつひとつを丁寧に教わることが事実上できなくなって
いることにまず原因があると考えられます。
また、授業時間の不足もあり、辞書を引くことが徹底されていないことにも原
因があると思います。
つまり、国語の授業時間が少ないにもかかわらず、授業内容は以前より多岐に
わたっているため、基礎学力である漢字語彙を身につけるための肝心な指導が十
分に行われていないということができます。
現状を考えれば、学校まかせでは漢字の音訓がわからない子どもになる可能性
がかなり大きいと言って間違いはないと思います。
そこで、漢字の音読みと訓読みの違いをしかっり身につける方法をご紹介しま
しょう。その方法が今回のタイトルにもある同訓異義語の書き取り練習です。漢
字には「納める・治める・修める・収める」のように数多くの同訓異義語が存在
します。これらの同訓異義語は漢字の音訓の違いがわかり、その漢字の意味をし
っかり理解していないと正しく書けませんので、漢字の音訓の違いを理解するに
はとても有効な方法なのです。
中学入試の漢字の書き取り問題には同訓異義語のほか、漢字の音訓にかかわる
湯桶読みや重箱読みの出題があります。しかし、漢字の音訓がしっかり理解でき
ていなければ、いつまでもこれらの問題はできるようにはなりません。まずは漢
字の音読みと訓読みの違いをしっかり身につけるようにしてください。
同音・同訓異義語の問題ダウンロード(小学高学年から利用出来ます)
・http://drill.para-gallery.com/kanji/doukunon.html

最近は漢字の音読みと訓読みの区別のできない小学生が多くみられます。これは、小学校高学年になると習うべき漢字数が多くなり、限られた国語の授業時間内にひとつひとつを丁寧に教わることが事実上できなくなっていることにまず原因があると考えられます。

また、授業時間の不足もあり、辞書を引くことが徹底されていないことにも原因があると思います。

つまり、国語の授業時間が少ないにもかかわらず、授業内容は以前より多岐にわたっているため、基礎学力である漢字語彙を身につけるための肝心な指導が十分に行われていないということができます。

現状を考えれば、学校まかせでは漢字の音訓がわからない子どもになる可能性がかなり大きいと言って間違いはないと思います。

そこで、漢字の音読みと訓読みの違いをしかっり身につける方法をご紹介しましょう。その方法が今回のタイトルにもある同訓異義語の書き取り練習です。漢字には「納める・治める・修める・収める」のように数多くの同訓異義語が存在します。これらの同訓異義語は漢字の音訓の違いがわかり、その漢字の意味をしっかり理解していないと正しく書けませんので、漢字の音訓の違いを理解するにはとても有効な方法なのです。

中学入試の漢字の書き取り問題には同訓異義語のほか、漢字の音訓にかかわる湯桶読みや重箱読みの出題があります。しかし、漢字の音訓がしっかり理解できていなければ、いつまでもこれらの問題はできるようにはなりません。まずは漢字の音読みと訓読みの違いをしっかり身につけるようにしてください。

↓同音・同訓異義語の問題ダウンロードはこちら(小学高学年から利用出来ます)

http://drill.para-gallery.com/kanji/doukunon.html

このエントリーを含むはてなブックマークはてなブックマーク - 同音、同訓異字の強化 この記事をクリップ!Livedoorクリップ - 同音、同訓異字の強化 Yahoo!ブックマークに登録 BuzzurlにブックマークBuzzurlにブックマーク @niftyクリップに追加 このエントリをつぶやくこのWebページのtweets Share on Tumblr FC2ブックマークへ追加 Googleブックマークに追加 Digg This

文章を繰り返し読む

国語が苦手なお子さんは、文章を繰り返し読むという習慣がついていないことが多いように思います。
前回のコラムで説明したゆっくり読む練習が終わりましたら、今度は何度も暗記するくらい読む練習をしてみてください。使用するものは、お子さんの好きな文章や、教科書の文章(国語以外でも可)を利用すれば良いでしょう。
文章を暗記するまで読む練習は、学習の基本です。これは社会や英語の勉強に役に立ちます。社会は教科書に書いてあることを覚えていれば得点出来ますし、英文を覚えていれば英語の成績は向上するのは当然でしょう。
まずは、単元テストや定期テストの範囲の文章を最低5回読んでみましょう。読んでいるうちに内容も頭に入り、問題演習をやってみてもスムーズに解けるようになります。
これを繰り返していると、読むスピードも速くなり、読解力もついてくると思います。

国語が苦手なお子さんは、文章を繰り返し読むという習慣がついていないことが多いように思います。

前回のコラムで説明したゆっくり読む練習が終わりましたら、今度は何度も暗記するくらい読む練習をしてみてください。使用するものは、お子さんの好きな文章や、教科書の文章(国語以外でも可)を利用すれば良いでしょう。

文章を暗記するまで読む練習は、学習の基本です。これは社会や英語の勉強に役に立ちます。社会は教科書に書いてあることを覚えていれば得点出来ますし、英文を覚えていれば英語の成績は向上するのは当然でしょう。

まずは、単元テストや定期テストの範囲の文章を最低5回読んでみましょう。読んでいるうちに内容も頭に入り、問題演習をやってみてもスムーズに解けるようになります。

これを繰り返していると、読むスピードも速くなり、読解力もついてくると思います。

文章をじっくり読む練習をするのに、おすすめの教材

読書力がラクラク身につく名作ドリル『おじいさんのランプ』(新美南吉)
認知工学

読書力がラクラク身につく名作ドリル『おじいさんのランプ』(新美南吉)
ディスカヴァー・トゥエンティワン 2007-03-20
売り上げランキング : 121752

おすすめ平均 star
star即買いしました。
star不思議!

Amazonで詳しく見る by G-Tools
簡単な問題を解きながら読みすすめられるので、文章を精読し深い読書体験が出来ます。

このエントリーを含むはてなブックマークはてなブックマーク - 文章を繰り返し読む この記事をクリップ!Livedoorクリップ - 文章を繰り返し読む Yahoo!ブックマークに登録 BuzzurlにブックマークBuzzurlにブックマーク @niftyクリップに追加 このエントリをつぶやくこのWebページのtweets Share on Tumblr FC2ブックマークへ追加 Googleブックマークに追加 Digg This

要点の読みとり方

説明文や論説文には筆者の意見や相手に伝えたいことをまとめて書いてある部
分があります。その部分を要点と言います。この要点を読みとるにはどうのように
したらよいかをお話しします。
まず、何について書いてある文章か、文章の話題を正確につかむことが大切です。
ふつう、最初の段落でその文章の話題が提起されていますから、まずそこをしっか
り読むようにします。また、長文問題には必ず著者とその文章を引用した書籍や論
文の題名が記されています。その題名をまず確認してください。文章の話題をつか
むためのヒントになる場合があります。
つぎに文章の話題がつかめたら、その話題について「どうだ」と書いてあるかを
読みとります。そのためには各段落を丁寧に読み進めることが大切です。段落には
問題を提起したり、例を示したり、筆者の考えや意見を述べたりするなど、それぞ
れのはたらきがあります。どのようなはたらきの段落かをつかむためには、段落の
はじめや終わりに注意して読みます。そのさい、使われている接続詞に注意してく
ださい。「しかし」は前の内容とは逆の立場で意見などが述べられます。また、「
たとえば」は以下に例をあげ、「だから」「つまり」「したがって」などが使われ
ていたら前の内容の結果やまとめを述べています。
*ポイント
・段落のごとに要点だと思う部分に線を引いてみましょう。
・迷ったら両方引いてみて、分かりやすい方を選んでみましょう。
・文章の要点がわかったら、その内容を「何がなんだ」「何がどうだ」という形
で短くまとめてみましょう。
・文章全体の要点が書かれている段落を探してみましょう。
以上の練習をすれば、要点をまとめる記述問題にも対応出来るようになります。

説明文や論説文には筆者の意見や相手に伝えたいことをまとめて書いてある部

分があります。その部分を要点と言います。この要点を読みとるにはどうのように

したらよいかをお話しします。

まず、何について書いてある文章か、文章の話題を正確につかむことが大切です。

ふつう、最初の段落でその文章の話題が提起されていますから、まずそこをしっか

り読むようにします。また、長文問題には必ず著者とその文章を引用した書籍や論

文の題名が記されています。その題名をまず確認してください。文章の話題をつかむためのヒントになる場合があります。

つぎに文章の話題がつかめたら、その話題について「どうだ」と書いてあるかを読みとります。そのためには各段落を丁寧に読み進めることが大切です。段落には問題を提起したり、例を示したり、筆者の考えや意見を述べたりするなど、それぞれのはたらきがあります。どのようなはたらきの段落かをつかむためには、段落のはじめや終わりに注意して読みます。そのさい、使われている接続詞に注意してください。「しかし」は前の内容とは逆の立場で意見などが述べられます。また、「たとえば」は以下に例をあげ、「だから」「つまり」「したがって」などが使われていたら前の内容の結果やまとめを述べています。

*ポイント

・段落のごとに要点だと思う部分に線を引いてみましょう。

・迷ったら両方引いてみて、分かりやすい方を選んでみましょう。

・文章の要点がわかったら、その内容を「何がなんだ」「何がどうだ」という形

で短くまとめてみましょう。

・文章全体の要点が書かれている段落を探してみましょう。

以上の練習をすれば、要点をまとめる記述問題にも対応出来るようになります。

おすすめ

「本当の国語力」が驚くほど伸びる本―偏差値20アップは当たり前!

4804761640
大和出版 2009-07
売り上げランキング : 542
おすすめ平均 star

Amazonで詳しく見る by G-Tools

このエントリーを含むはてなブックマークはてなブックマーク - 要点の読みとり方 この記事をクリップ!Livedoorクリップ - 要点の読みとり方 Yahoo!ブックマークに登録 BuzzurlにブックマークBuzzurlにブックマーク @niftyクリップに追加 このエントリをつぶやくこのWebページのtweets Share on Tumblr FC2ブックマークへ追加 Googleブックマークに追加 Digg This

言葉のきまり、国語文法

今回は言葉のきまりについてお話しします。

小学校では四年生で主語・述語、修飾語を、五年生で言葉の種類(名詞・動詞・形容詞)を学びます。これらは教科書の頁数にしたら、それぞれ四、五頁に過ぎませんが、国語力を身につける上でとても大切な学習分野であり、なおかつ、不得意とする子どもの多い分野でもあります。

まず、お子さんが主語・述語、修飾語が正確に理解できているか確認してみてください。これらについては「まなびのへや別館 無料で使える学習ドリル」にて問題がダウンロードできますので、まずご利用ください。そのうえで、苦手な分野が見つかったならば、いまの時期にきちんと理解できるように復習してください。

主語・述語、修飾語は文章を理解する上で不可欠な知識であるとともに、作文の際に絶えず意識するべき事柄です。よく主語と述語が一致しない文章を書く子どもがいますが、そのような子どもの場合は、短文で主語と述語の関係をしっかり理解することが必要です。また、修飾語はどの言葉を修飾しているか、それが連体修飾語か連用修飾語かの違いがわかるようにしてください。この理解がしっかりしていれば、連体詞、副詞、形容詞といった品詞の理解もスムーズにできるはずです。そして、五年生で習う言葉の種類は中学で英語学習を行う上での基礎的知識でもあることも留意ください。

言葉のきまりは一度にすべてを理解することは不可能です。計画的に少しずつ理解を深めるようにしてください。

おすすめの教材

出口汪の新日本語トレーニング〈1〉基礎国語力編(上)
出口 汪

出口汪の新日本語トレーニング〈1〉基礎国語力編(上)
小学館 2007-03
売り上げランキング : 999

おすすめ平均 star
star小3からでも。
star論理エンジンのウォーミングアップとして最適
star考えの筋道を追え

Amazonで詳しく見るby G-Tools

「主語と述語」や「言葉のつながり」、「文の構造」、「文の要点」、「助詞と助動詞」の基礎についてトレーニングしながら学ぶことができます。


国語読解シリーズ 1 文の組み立て (1)

国語読解シリーズ 1 文の組み立て (1)
認知工学 2005-12
売り上げランキング : 64504

Amazonで詳しく見るby G-Tools
練習問題が豊富で身につけやすい

このエントリーを含むはてなブックマークはてなブックマーク - 言葉のきまり、国語文法 この記事をクリップ!Livedoorクリップ - 言葉のきまり、国語文法 Yahoo!ブックマークに登録 BuzzurlにブックマークBuzzurlにブックマーク @niftyクリップに追加 このエントリをつぶやくこのWebページのtweets Share on Tumblr FC2ブックマークへ追加 Googleブックマークに追加 Digg This

受験国語の勉強のしかた 2

一文を書き抜いたり、字数指定のある設問についてお話しします。

たとえば、次のような設問があったとします。

傍線3「〈上機嫌〉の表現」を表している一文を見つけ、はじめの四字を抜き出して答えなさい。

このような設問で、一文ということばをしっかり理解していないお子さんがしばしば見られます。一文とは一つの文のことです。つまり、一文で書き抜きなさいと指定されたなら、その文の冒頭から書き抜かなければなりません。しかし、一文の意味を理解していない子どもは文の途中から書き抜いたりします。もちろん、その答えは不正解になります。

一文の意味さえ理解できれば、ほとんどの子がこのようなミスをしなくなりますので、早い段階で、一度しっかりと一文とは何かということ確認してください。それとともに、設問がどういう答え方を求めているかをきちんと読むこともご指導ください。問題慣れしてきた子どものいちばん陥りやすいミスは、設問が求める答え方をしっかり確認せず、思いこみで答えるミスです。この点も繰り返しご注意ください。

つぎに字数指定のある設問ですが、たとえば、次のような設問があったとします。

傍線4「世界は再び始めから生きる」とほぼ同じ内容が言いかえられている部分を、直後の形式段落から二十字以内でで書き抜いて答えなさい。

このような設問の場合、正解の字数は指定された字数の少なくとも八十%以上、だいたいは90%以上が一つ目安となります。つまり、例の場合なら最低でも十八字前後の解答になるということです。これはもし正解が十四文字なら、設問は十五字以内でとなるからです(問題作成者の暗黙の了解事項とでも言うのでしょうか)。よく十字ぐらいを抜き出して平気な顔をしている子がいますが、そういうお子さんにはひとつのチャックポイントとして教えてあげてください。

ただ、文字数指定の問題ですと、子どもは字数ばっかりに気をとらわれ、内容をしっかり理解しないまま探そうとします。たとえば、五文字で抜き出せという設問なら、片っ端から五文字の単語やセンテンスを探し出します。あくまでも内容を理解したうえで設問に答え、その答えが指定の五文字になっていたら正解だろうという経過をたどってもらいたいのです。この点もチェックポイントとしてご指導ください。

このエントリーを含むはてなブックマークはてなブックマーク - 受験国語の勉強のしかた 2 この記事をクリップ!Livedoorクリップ - 受験国語の勉強のしかた 2 Yahoo!ブックマークに登録 BuzzurlにブックマークBuzzurlにブックマーク @niftyクリップに追加 このエントリをつぶやくこのWebページのtweets Share on Tumblr FC2ブックマークへ追加 Googleブックマークに追加 Digg This

受験国語の勉強のしかた

 ご家庭での国語、とくに長文読解問題の勉強のしかたについてお話ししたいと思います。これからお話しすることは読解のテクニックというより、日々の家庭学習において、どういうことに注意して勉強していけばよいかといったことが中心となります。

 読解問題の設問は「五択」などと言われる選択肢から正解を選んで記号で答える問題と指示語や要旨のまとめなどの記述問題に大別できるでしょう。今回は選択肢から正解を選ぶ問題についてお話しします。

 読解問題には、

 ア 本文中で筆者が述べている内容に合っているものを次から一つ選び、記号で答えなさい。

という設問が必ず一つはあります。このタイプの問題を解くとき、子どもは必ずと言っていいほど、設問の通りに四つないし五つの選択肢のなかから合っているものを一つ探そうとします。当たり前のようですが、ここにひとつの落とし穴があります。

 イ 本文の筆者が述べようとしている考えとして最もふさわしいものを次から選び、記号で答えなさい。

イの設問では「最もふさわしいもの」となっています。アより設問の難易度は難しくなっているはずです。つまり、選択肢のなかにふさわしいと勘違いしやすい選択肢が必ず一つか二つ含まれているはずです。ここで設問の通り、素直にどれが正しいかという視点で正解を探したら、ふさわしいと勘違いしやすい選択肢(いわゆる「引っかけ」の選択肢)に引っかかる確率が高くなります。とくに読解力のある子どもほど、選択肢を深読みをして引っかかってしまうのです。

 では、どのようにしたらよいのでしょうか。方法は簡単です。それは、たとえば選択肢が五つある場合はまちがいを四つ探すことです。五つのなかから一つの正解を探すより、五つのなかから四つのまちがいを探す方が不正解になる可能性は少ないのです。このような問題では、選択肢に少しでも本文でふれていない内容が含まれていればまちがいです。つまり、本文に書かれていないことが含まれているかどうかという視点から、それぞれの選択肢がまちがっていないかと考えるのです。そして、一つずつ選択肢を消していき、最後に残った選択肢が正解となるのです。

 家庭学習で答え合わせをするとき、もしこのタイプの問題が不正解のときは正解探しではなく、まちがい探しをするようにアドバイスしてあげてください。

このエントリーを含むはてなブックマークはてなブックマーク - 受験国語の勉強のしかた この記事をクリップ!Livedoorクリップ - 受験国語の勉強のしかた Yahoo!ブックマークに登録 BuzzurlにブックマークBuzzurlにブックマーク @niftyクリップに追加 このエントリをつぶやくこのWebページのtweets Share on Tumblr FC2ブックマークへ追加 Googleブックマークに追加 Digg This

中学受験に向かう前に

中学受験を目指すお子さんは遅くとも五年生ぐらいから受験勉強をはじめるかと思います。塾の講師として受け持ったときも、ほとんどが五年生からでした。そこで、わたしがよく感じていたことは、保護者の皆さんがお子さんの学力に関係なく、最初からレベルの高い受験勉強を求めがちであるということでした。たとえば、小学校四年生の漢字があやふやな五年生の子にいくら中学受験のための漢字練習問題をやらせても効果がないばかりか、出来ないというストレスのために苦手意識だけが残ります。

受験勉強はそれまでの勉強の積み重ねの上にあることを忘れないでください。そこで、まず、お子さんが学校の勉強をほぼ100%こなせているかを見てください。日本の教育には、「テストは八十点以上なら良し」とする悪しき風潮があります。しかし、考えてみてください。入学試験ならともかく、公立学校のテストは教科書の勉強の理解度をはかるものです。ですから、たとえば、あるテストが八十点なら、残りの二十点は理解していないということになります。この出来なかった二十点をそのままにして先に進み、同じことを繰り返したならば、その負の学力(出来なかった分)はテストのたびに増える一方です。学校のテストは百点が当然という意識を持ってください。そして、出来なかった分はすぐにフォローしてあげてください。

つぎに、学校の勉強がほぼ100%こなせると判断できたならば、その子にあったレベルの勉強から受験勉強をはじめてください。そのためにはその子の学力を的確に判断する必要があります。公立学校の成績はその学校のある地域によってどうしても違いが生じてしまいます。いまは進学塾で小学校低学年から公開テストが行われいますので、将来、中学受験をお考えの保護者の方は、早い時期からそのようなテストを定期的に利用して、その時々のお子さんの学力を把握してください。(だからといって、低学年から塾に通わせる必要はありません。受験を目指すには、まず学校の勉強を完璧にすることが大切であることは先の述べましたが、これはご家庭で十分に可能です。四年生ぐらいまでご家庭で保護者の方が勉強を見てあげてください。塾や家庭教師はその後で十分です。)

小学校四年生までのお子さんは学校の勉強を完璧にすることを心がけてください。それができれば、お子さんに無理な負担をかけずに中学受験を乗り越えることが可能です。私立中学は合格したものの、入学後は無気力になってしまったお子さんの例は枚挙に遑がありません。そのようなことにならないように学校の勉強で基礎作りをしっかりした上で中学受験に向かうことをお勧めします。

中学受験を考える前に読んでおきたい本

こんなハズじゃなかった中学受験 (地球の歩き方Books)

こんなハズじゃなかった中学受験 (地球の歩き方Books)
ダイヤモンド社 2009-09-11
売り上げランキング : 3215

おすすめ平均 star
star共感できるからこそ笑える。そして、泣けます!

Amazonで詳しく見る by G-Tools
中学受験に入れ込むあまり、先走りし過ぎて妻や子供との確執に苦悩する父親の姿を日記形式でリアルに紹介。中学受験のリアルな体験談を読むことができます。

このエントリーを含むはてなブックマークはてなブックマーク - 中学受験に向かう前に この記事をクリップ!Livedoorクリップ - 中学受験に向かう前に Yahoo!ブックマークに登録 BuzzurlにブックマークBuzzurlにブックマーク @niftyクリップに追加 このエントリをつぶやくこのWebページのtweets Share on Tumblr FC2ブックマークへ追加 Googleブックマークに追加 Digg This

国語を得意科目にする方法

 今回は前回のコラムでふれた抜け道についてお話しします。この抜け道は小学生の国語の苦手な子をなんと得意科目の一つにもっていく方法です。

 小学校六年生のお子さんを例にお話ししましょう。まずは小学校四年生の教科書に出てきた漢字がしっかり読めて書けるかを確認してください。ポイントは小学校四年生の教科書の漢字です。たぶん、国語の苦手なお子さんのほとんどが半分以上の漢字を読めても書くことができないでしょう。しかし、漢字は読めるだけではだめなのです。それでは前後の文脈から何となく読んでいるだけに過ぎません。書けるようになってはじめて、その漢字が語彙としてしっかり定着するようになります。つまり、漢字練習を通じて漢字語彙を増やしていくのです。小学校四年生の漢字で書けない漢字は繰り返し書いて覚えるようにしてください。四年生の内容が終わったら、次は五年生の漢字について同じようにしてください。利用するテキストは教科書準拠の漢字ドリルがいいでしょう。

 つぎに教科書の本文を国語のノートに写してください。そのさい、ノートはマス目の少し大きい原稿用紙なようなものがいいでしょう。字は下手でもかま
いません。それよりも教科書の通り、一字一字丁寧に書くようにご指導ください。ポイントはひらがなのところです。ひらがなのところを丁寧に書けるよう
なることが大切です。ところで、なぜ、このようなことをするか、おわかりでしょうか。じつは、国語の苦手な子は教科書を読んでも、ただ字を追っている
だけで、しっかり読んでいないのです。とくにひらがなのところはおろそかになりがちです。国語が苦手な子は読むことに精一杯で、文章の内容は右から左に抜けていってしまうのです。そのような子どもも教科書を写すことをお通して、本文をしっかり読んでいくようになります。つまり、読むときもこのよう一字一字しっかり読まなければいけないということが実感を伴って身につけるようになるのです。

 わたしの経験ではこの勉強法を続けることで、国語を苦手としていたほとんどの子がまず国語への抵抗感が薄れ、そのうちに得意科目の一つにかわっていきました。要した期間はだいたい3ヶ月から6ヶ月です。急がば回れと言いますが、勉強も同じなのです。

このエントリーを含むはてなブックマークはてなブックマーク - 国語を得意科目にする方法 この記事をクリップ!Livedoorクリップ - 国語を得意科目にする方法 Yahoo!ブックマークに登録 BuzzurlにブックマークBuzzurlにブックマーク @niftyクリップに追加 このエントリをつぶやくこのWebページのtweets Share on Tumblr FC2ブックマークへ追加 Googleブックマークに追加 Digg This

国語の得意な子、不得意な子

 いつの時代にも国語の得意な子と不得意な子はいます。しかし、最近はその不得意の度合いが以前に比べ、かなり低下しているのではないかと感じています。つまり、昔の不得意の子の方がもっと国語ができたということです。

 では、どうしてこのようなことが起きてしまったのでしょうか。その原因について、今回は家庭環境から考えてみたいと思います。

 家庭環境から見た場合、家庭での読書量が減って活字離れが進んでいることが指摘できます。これは子どもだけに限ったことではありません。むしろ、保護者の方の読書量が減り、活字離れが進んでいることの方が直接的に子どもに影響を及ぼしているのではないかと思います。

 子どもは、読書が好きであれば国語も得意です。つまり読書を通して活字に慣れ親しんでいるため、文章を読むことはもちろん、漢字も自然と覚えていきます。

 このような子どもも読書を始めたきっかけがあります。そして、そのきっかけの多くが家庭においてもたらされるものなのです。保護者の方が読書好きであれば自然と子どもも活字に慣れ親しんでいきます。しかし、反対の場合ではどうでしょうか。たぶん、親が子どもにいくら読書をするように言っても、子どもは関心を示さないでしょう。つまり、子どもは親が楽しそうに、また、真剣に本を読んでいる大人の姿を見ることによってはじめて読書に関心を持つようになると言っても過言ではないのです。

 いま、読書は勉強の一部と考えている子どもが多くいます。ここで保護者の方にご自身の読書の習慣を振り返っていただきたいのです。お子さんの前で本を読んでいる姿を見せたことがありますか。ご両親が読書好きで本に囲まれた環境に育った子どもは自然と本を読むようになるでしょう。それとは反対に、まったく読書という習慣のない家庭で育った子どもはいくら読書をするように言われても、読書に何の興味も関心ももたないのは自然の理でしょう。

 子どもに読書は楽しむものということを教える場所は家庭こそがふさわしいのです。大人が読書を楽しんでいる姿を小さいころから見て育った子どもは、読書という行為に違和感をもたずに(勉強とは思わずに)、自然と親しんでいきます。言い換えれば、そのころから子どもは読む力を少しずつ身につけているのです。

 しかし、これはあくまでも理想論じゃないかと思われる方もいらっしゃるでしょう。次回は国語が得意になる抜け道についてお話しします。

このエントリーを含むはてなブックマークはてなブックマーク - 国語の得意な子、不得意な子 この記事をクリップ!Livedoorクリップ - 国語の得意な子、不得意な子 Yahoo!ブックマークに登録 BuzzurlにブックマークBuzzurlにブックマーク @niftyクリップに追加 このエントリをつぶやくこのWebページのtweets Share on Tumblr FC2ブックマークへ追加 Googleブックマークに追加 Digg This