夏休みは読書の習慣をつけるのに最適な時期です。そのために、読書記録や読書日記をつける習慣をつけてみてください。
また、読書感想文の宿題がある場合は、読書記録をつけておくと感想文を書きやすくなります。以下のことを参考にして、読書日記を書くようにしてみましょう。
読書記録の書き方
1. 基本情報を記録する
読んだ日付(期間)、本のタイトル、作者名など基本的な情報を必ず書きましょう。
購入した場所や借りた場所(図書館名など)の情報も記録しておくと、後で参考になります。
2. 本を選んだ理由を書く
本に出会ったきっかけを記録しておきましょう。読書感想文にも活用できます。
記録例:
- 学校の課題図書だったから
- 図書館で表紙が気になったから
- 先生や家族にすすめられたから
3. 作者について調べて記録する
作者についての情報を書いておくと、読書の知識が広がります。本の巻末にある作者紹介をそのまま書いても構いません。
その作者の他の代表作を調べて書いておくこともおすすめです。夏目漱石など歴史上の有名な作者の場合は、時代背景なども調べて記録すると社会の学習にもなります。
あらすじの上手な書き方
あらすじを書く際は、以下のひな形を使うと、お子さんも継続して書けるようになります。
★物語、小説の場合
この本は( )が主人公です。他の主な登場人物は( )と( )です。(必要に応じて数を増やします。) ( )が舞台です。(時代、地名、場所などを書く)
( )が( )をします。(具体的な行動、起こった出 来事。) そして( )なります。(物語の展開、結論など。)
★説明的な文章の場合
この本は( )について書かれています。( )や( )などの説明が書かれています。(具体的なこと、必要に応じて数を増やします。)
そして最後には( )と書かれています。(本の最後に書かれている結論など。)
*説明文の場合は印象的なところを箇条書きにしても構いません。
4. 感想を丁寧に書く
最初は一行程度の短い感想でも大丈夫です。必ず何かしらの感想を書くようにしてください。
感想の書き方例:
- 最初は「面白かった」「難しかった」でもOK
- 慣れてきたら「どこが面白かったか」「なぜ難しく感じたか」を追加
- 自分の体験と比較して書く
- 本を読んで気づいたことを記録する
この習慣を続けることで、作文力や記述問題を解く力を身につけることができます。
読書記録に必要なもの
読書記録は、普通のノートや日記帳を使用してください。
こちらの下方にある読書カードのテンプレートもご利用ください。こちらの下方にある読書カードのテンプレートもご利用ください。
市販の読書ノートを使用する場合は、以下のようなものがおすすめです:
市販の読書ノートを活用する
専用の読書ノートを使用すると、より楽しく続けることができます。
市販の読書ノートの特徴:
- 読書への意欲が高まる工夫がされている
- 記録項目が整理されている
- キャラクターデザインでお子さんが楽しめる
おすすめの読書ノート
新品価格 | ![]() |

学研ステイフル ノート 読書記録 kazokutte 読書しょうかいノート 花 D06876 新品価格 | ![]() |

読書記録を続けるための工夫
- 短時間で書ける分量から始める
- 毎日少しずつ記録する習慣をつける
- 親御さんも一緒に読書記録をつける
- 楽しい活動として取り組む
読書記録をつけることで、お子さんの読書体験がより豊かになり、学習効果も高まります。

読書感想文の書き方は下記の記事をお読みください
