小学6年生の算数では、これまで学んだ分数や小数の計算を組み合わせた、四則の混ざった計算に取り組む機会が増えます。一つひとつの計算は理解できていても、たし算・引き算・かけ算・わり算が混在し、さらに小数まで加わると、急に手が止まってしまうお子さんは少なくありません。
この記事では、分数の四則計算(小数混在)のどこでつまずきやすいのか、どのような順番で勉強を進めればよいのかをまとめました。家庭での学習のサポートの参考に
分数の基本計算が身についているか確認する
四則の混ざった計算に取り組む前に、まずは分数のたし算・引き算・かけ算・わり算がそれぞれ単独で正確にできるかを確認しておきましょう。基本の計算でミスが多い場合は、複雑な四則混合の問題に進む前に復習しておくと安心です。
小数と分数の基本的な変換や約分・通分に不安がある場合は、小数・分数の計算を得意にする方法で詳しく解説していますので、合わせて確認してみてください。
四則が混ざるとなぜ難しくなるのか
たし算・引き算・かけ算・わり算が混ざった問題では、計算の順序を考えながら複数の手順を同時に処理する必要があります。一つの単元として独立して練習していたときよりも注意を向ける範囲が広がるため、ミスが起きやすくなります。
さらに小数が混ざると、小数を分数に直す作業が一つ増えます。四則混合と小数混在の両方が出てくる問題に取り組む前に、それぞれを別々に確認しておくことが大切です。
小数と分数の計算の練習問題はこちら
家庭学習での取り組み方
四則計算の決まりを再確認する
かっこの中を先に計算する、かけ算・わり算をたし算・引き算より先に計算するといった基本の決まりが身についているか、まず確認しましょう。
工夫できる計算がないか考える習慣をつける
すべての問題をそのまま順番に計算するのではなく、約分できる部分や計算しやすい組み合わせがないかを先に見る習慣をつけましょう。学校の教科書だけでなく、計算に特化した問題集で工夫する計算のパターンに数多く触れておくのも効果的です。
小数を分数に直す手順に慣れる
小数が混ざっている問題では、まず小数を分数に直してから計算します。0.5なら2分の1、0.25なら4分の1のように、よく出てくる小数と分数の対応をあらかじめ覚えておくと、変換の時間が短くなります。
小5の小数と分数の問題はこちら

約分は最後にまとめてもよい
通分やかけ算の途中で約分できる部分があっても、無理に約分する必要はありません。そのまま計算を進めたほうがかけ算や通分が楽になる場合は、最後にまとめて約分すれば十分だということを自分で気づくことが大切
1問ずつ丁寧に取り組む時間をつくる
一度に多くの問題を解こうとすると、注意力が落ちて計算ミスが増えてしまいます。特に分数の計算が苦手なお子さんには、1問解いたらすぐに答え合わせをする時間を作ってあげると、その場で間違いに気づきやすくなります。
間違えやすい部分を確認する習慣をつける
約分し忘れている、通分の数を間違えている、小数を分数に直す時に桁を間違えているなど、間違えやすいパターンには共通点があります。間違えた問題をそのままにせず、どこでミスをしたのかを確認する習慣をつけておくと、同じ間違いを繰り返さずに済みます。
分数の四則計算の練習問題はこちら
基本レベルから複雑な問題を練習することができるプリントです。

分数の四則計算がなかなか定着しない場合は、問題をたくさん解くだけでなく、つまずいている部分を見つけて復習することも大切です。
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どんどん算数が好きになるタブレット教材【RISU算数】まとめ
分数の四則計算は、基本の確認から始めて、工夫する計算、小数の変換、1問ずつの練習、間違いの確認という順番で進めていくと着実に身につきます。
- 四則計算の決まりと分数の基本計算を確認する
- 工夫できる計算がないか考える習慣をつける
- 小数は分数に直してから計算する
- 1問ずつ丁寧に取り組み、間違えた部分を確認する
中学校の数学でも分数と小数の計算は必要となります。小6のうちにしっかり身につける
