今後の思考力重視の入試では理科の学習が大切になる
中学受験だけでなく、高校、大学受験と思考力を重視する入試形態に変わってくると、理科の学習が重要になります。
理科は実験や観察、自然現象などから考察をしていくという考え方の基本を身につける教科です。しかし最近は中高生で理科が苦手になる人が増えています。
理科が苦手になる原因は学習時間が少なく興味を持って学習する機会が少ないことが考えられます。そのため 小学生のうちに実験や観察をしたり、本を読んだりする機会を増やしていく 必要があります。
普段の生活の中に理科の学習をする機会は多くあります。小学生のうちから、理科の学習教材などで、理科に興味を持つような勉強をさせてください。また、中学生でも小学校でやるべきことが身に付いていないケースが多いようです。教材やメディアなどを使って、常識の範囲の内容はしっかり身につけましょう。
興味を持てる分野から学習してみる
理科は学習する範囲が広い教科です。身近な自然や生物から、物理や化学までいろいろなことを学びます。まずは、お子さんが一番興味を持てる分野から学習する機会を増やすことをおすすめします。
動物が好きなら生物分野や自然のことを学んでみましょう。料理が好きならキッチンで簡単な化学実験もすることが可能です。電気に興味があれ電気について学べる教材を使ってみましょう。科学館や博物館に行ってみてもいいでしょう。
あまりいろいろなことを一度にやならないで、得意分野を作ることを考えてみてください。
図鑑、漫画、動画などを活用する
理科は言葉を覚えているだけで身につく教科ではありません。どの分野でも写真、図、イラストなどを見ないとしっかり学ぶことが出来ない教科です。
図鑑や学習漫画、DVDなどを活用して学習してみましょう。インターネットの学習動画などもおすすめです。
科学に関する漫画の例
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理科を学べる動画サイト
総合的な学習コンテンツですが、理科の動画がたくさんあります。
いろいろな実験動画があります。
理科の実験教室
理科の実験教室に通うのもおすすめです。
暗記するだけでなく、なぜそうなるかを考える
テスト前にひたすら暗記するという学習方法では理科が得意にはなりません。常に「どうしてこうなるのか?」ということを考えるような学習習慣をつけてください。
小学生に全て説明することは難しい分野もありますが、インターネットで調べれば分かりやすい解説もあります。「星はなぜ光るのか?」「電気はどこから来てるのか?」といった単純な疑問から、理科の学習に入っていけるように出来ることが理想です。
自分の疑問を、どうやって調べるか考えることが理科の学習の基本になります。
暗記科目など思わないで、身近な疑問を解決していく教科だということをお子さんが気づけるようにしていきましょう。
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