教材、プリント類の整理整頓をする

学習環境の作り方

すぐに教材を取り出せないと勉強が出来ない

 家庭学習を習慣化するには、すぐに勉強が出来る状態にすることが大切です。 

お子さんのカバンの中に、学校や塾のプリントがグチャグチャになって入ったままになっていたり、机の上にプリントやテキストが散らばっていて、どれが大切なものか分からなくなっていると大事なものがすぐに取り出せなくなってしまいます。

プリントの中にはその日に出された宿題、テストで必ず出題されるもの、保護者への大切なお知らせなども含まれています。必要なプリントをしっかり分類して、学習出来るお子さんの方が成績が良くなるのも当たり前でしょう。
まずは、お子さんが自分で必要なものを分類する癖をつけることが大切です。毎日家に帰ったら宿題をする前に、教材やプリントを一度鞄から出して整理整頓する習慣をつけましょう。

整理の仕方は次の点を参考にしてください。

カバンの中身を全部出してみる

普段から教材やプリントが整理整頓出来ないお子さんの多くが、ランドセルやカバンの中に教材やプリントをゴチャゴチャに突っ込んだままにしている傾向があります。

整理できていないと、全て出さなければ何が入っているのか分かりません。

まずはランドセル、普段使っているカバン、塾用のカバンの中身を全部出してみてください。

下の方にくしゃくしゃになったプリント、鉛筆や定規などの文房具がまぎれてないかも確認してください。

一度全部出してみてから、必要なもの、必要でないものを仕分けしていれなおすようにしましょう。

 

必要ないものは捨てる

プリント類はすぐにたまってしまいます。たくさんあればあるほど、整理整頓することが難しくなり必要なものが分からなくなってしまいます。 保護者向けのプリントは親御さんが内容を確認して、必要ないものは早めに処分しましょう。 

*終わってしまった行事関係やホームページなどで内容が確認出来るものは保存しておく必要はありません。

学校の学習で使われたプリントも2度と使わないようなものは早めに処分していくようにしましょう。

捨てるかどうか迷うものは、とりあえず取っておく場所(箱などを作る)に保管して、定期的に整理していくようにしてくださ。

 

プリントや教材を整理していく

必要なプリントは分別して整理することが大切です。
教科ごとにクリアファイルなどに入れていきましょう。すぐに必要なプリントは別のクリアファイルに入れるようにしてみてください。
中身が見えないファイルなどに入れてしまうと、プリントの存在を忘れます。中身が見えるものを利用しましょう。

また、家庭学習で普段使っているドリルや問題集、通信講座の教材はすぐに取り出せるところに置くようにしましょう。
リビングで学習している場合はリビング学習用のボックスなどを作って、その中にまとめて入れておくようにしてください。

整理整頓が苦手な場合は、教科別に分けないで、大きめのファイルにどんどん入れていくだけでも構いません。

 

普段からため込まないようにすることが大切

片付けが苦手なお子さんほど、いろいろな物を一ヶ所にため込んでしまいがちです。

たくさんのプリントや教材を見るだけでストレスになって勉強のやる気がなくなってしまうことがあります。

必要なものを選んで、机のまわりやカバンの中にプリントや教材をため込まないようにする習慣をつけるようにしていきましょう。

 

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