宿題がなくても勉強する習慣をつける
お子さんは 学校や塾の宿題がないと勉強しないということはありませんか?
学習する習慣は少しでもいいので毎日することが大切になります。勉強したりしなかったりという生活を続けていると、机に向かってもなかなか勉強する気になれなかったり、前やったことを忘れてしまって効率が悪くなります。
勉強はスポーツのトレーニングやピアノなどの楽器の練習と同じものだと考えてください。やらない分は元に戻ってしまいます。
成績を上げるためには毎日やることを決めて習慣化していくことが大切です。宿題がない日でも次のような勉強を自主的に出来るように取り組んでみてください。
1. 学校や塾の授業内容が分かっているか確認する
毎日お子さんに「今日はどんなことを習ったか」を聞いてみてください。理解していれば、お子さんの口から授業の内容を説明出来ます。
国語ならどのような話だったか、どんな言葉を習ったかなど、算数はどんなことを習ったか簡単だったか難しかったかなどを聞いてみましょう。
説明出来なかったり覚えてないようですと、授業を聞いてないか、理解出来ていない可能性があります。そういう場合は教科書などで、復習しないと、次の単元も理解出来なくなるということを、お子さんに理解させる必要があります。
2. 「宿題をやったのか?」と聞くだけではだめ
学校や塾の宿題をやっただけでは、勉強しているとは言い切れません。
内容を理解していたり覚えていなければ、勉強する時間を作っている意味はありません。漢字の書き取りをボーとやっているだけになっていないか、算数の答えを写しているだけになっていないかを注意してみましょう。
宿題の内容をお子さんに聞いてみたり、覚えた漢字を書いてみる、習った言葉の意味を聞いているなど、勉強の内容を毎日お子さんに聞いてみることも大切です。
3. 宿題の量を把握して、それ以外の勉強時間を決める
学校で出される宿題が算数で計算ドリル1ページとか、教科書の問題2問くらいしか宿題に出てないと、10分か20分で宿題は終わってしまいます。計算が得意だったり、内容をしっかり覚えられている場合なら、勉強量としては物足りないことになります。
宿題が少ない時にやることをあらかじめお子さんと話し合って決めるようにしましょう。
通信講座をやっている場合は、そちらにかける時間を決めておきましょう。
また、好きな分野の勉強を増やしても構いません。社会が好きなら地図の教材をやってみたり、算数が得意なら少し難しい問題をやる時間を作るなどして行きましょう。
4. テストは点数だけを見て、褒めたりしかったりしない
テストの点数だけでは、実際の学力は把握出来ません。テストというのは勉強したことがきちんと身に付いているかの評価なのです。
宿題をこなしているだけでは、テストで点数が取れていないようなら、対策が必要になります。
やったことを確実に覚えられていないなら、普段の勉強のやり方を工夫していかなければいけません。計算ミスが多いようなら普段の計算のやり方が丁寧に出来ているか見直さなければいけません。
テストは普段の学習をどのようにしていくかの目安にするようにしましょう。
★親が普段の学習にどのくらい関わるか
お子さんの性格にもよりますが、中学1年生くらいまでは親御さんが勉強内容を確認してあげた方が良いでしょう。中学2年以上になったら、自分で計画を立てて、勉強させるようにしてください。このくらいの年になって親御さんが全て管理しなければならないようでは、成績はあまり伸びません。
しっかりしているお子さんでしたら、小学校高学年くらいから、自分で勉強出来るようになります。親御さんは出来るだけ早くお子さんが自立出来るように、手助けしてあげてるといいでしょう。
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