連休明けの学習意欲を高めよう:5月の学習ペースを取り戻す方法
連休明けは、お休みの間に崩れた生活のリズムを元に戻すのが難しい時期です。連休中は夜更かしをしたり、朝遅くまで寝ていたりしたお子さんも多いでしょう。まずは、規則正しい生活に戻ることが学習意欲を取り戻す第一歩です。
生活リズムを整えるポイント
次のことに注意して、生活リズムを作り直してください。
- 朝は決まった時間に起きる
- 夜は遅くとも9時には布団に入る
- 朝ごはんをしっかり食べて頭をよく働かせる
運動会や習い事で疲れがたまりやすい時期には「短時間学習」を
5月は運動会などの行事準備や、習い事や課外活動が本格化する時期です。体の疲れがたまりやすく、長時間の学習が難しいこともあります。そんなときは、「毎日短い時間でも必ず勉強する」と決めておきましょう。
学習時間の例
- 学校から帰ってすぐ15分間
- 夕食後の20分間
- 寝る前の10分間
このように短い時間でも続けることで、学習習慣を保つことができます。無理な計画より、必ず達成できる短時間の計画の方が効果的です。
テストが近づいてくる前に早めの計画を
5月後半から6月にかけては、学校によって1学期の確認テストや小テストが行われることがあります。お子さんの学校のテスト予定を確認し、余裕をもって準備を始めるとよいでしょう。
早めの計画のポイント
- お子さんと一緒にテスト範囲を確認する
- 苦手な問題を見つけておく
- 1日にやる教科と内容を決めておく
わかりやすい目標を決めて学習意欲を高める
「なんとなく勉強する」よりも、「次のテストでは算数を10点上げる」など、はっきりとした目標があると学習意欲が続きます。目標は大きすぎず、頑張れば達成できる範囲で決めましょう。
効果的な目標の決め方の例
- 前回80点だった算数を85点以上にする
- 苦手な漢字テストで8割以上取る
- 毎日漢字を5つずつ覚える
まとめ:連休明けこそが学習の大切な時期
連休明けの学習の再開は誰もが苦労する時期です。この時期を乗り越えられるかどうかが、その後の学習の成果を大きく左右します。
小さなことでも「できた!」という喜びを感じることで、勉強を続ける力が自然と出てきます。一歩一歩の小さな達成感が、次の学習へと進む力になるでしょう。
小学生の学習習慣づくりに役立つ本
子ども自身が望む未来のために「小学校6年間で親ができること」を伝る本です。
子どもが「学びたくなる」育て方??「話す・探す・やってみる」で生きる力を伸ばす 新品価格 | ![]() |
