小学1年生の家庭学習|入学後いつから・何をすればいいか

学習習慣のつけ方

 小学校に入学すると、幼稚園や保育園とはがらりと生活が変わります。授業が始まり、宿題が出るようになると、「家でも勉強させたほうがいいのか」「何をどのくらいやればいいのか」と悩む親御さんも多いのではないでしょうか。

 この記事では、小学1年生の家庭学習をいつから、どのように始めればよいかを解説します。難しく考える必要はありません。毎日少しずつ続けることが、この時期のいちばん大切なことになります。


家庭学習はいつから始めるか

 入学してすぐは、学校に慣れることが最優先です。新しい環境で緊張しながら過ごしているお子さんにとって、学校から帰ってから勉強の時間を設けるのは、最初のうちはなかなか大変なことです。

 最初の1〜2週間は、宿題があれば宿題だけをこなす程度で十分です。宿題がない日でも、「今日学校でどんなことをしたの?」と声をかけて話を聞いてあげるだけで、学校での学びへの興味が続きやすくなります。

 ゴールデンウィークが明けて学校生活に慣れてきたころが、少しずつ家庭学習の時間を作り始めるよいきっかけになります。焦って詰め込もうとすると、かえって勉強嫌いになってしまうことがあります。


まず大切にしたいのは「時間を決める」こと

 家庭学習で最初に取り組みたいのは、学習内容よりも「毎日決まった時間に座る習慣」を作ることです。

 おすすめは、帰宅後のおやつのあと、夕食前の時間帯です。「おやつを食べたら勉強する」という流れを作っておくと、お子さんも自然に机に向かいやすくなります。夕食後は眠くなったり、テレビを見たくなったりして集中しにくいことが多いため、できれば夕食前の時間帯に設定するとよいでしょう。

 1年生の学習時間の目安は、1日10〜15分程度から始めるとよいでしょう。「学年×10分」という目安がありますが、1年生は10分でも十分です。短くても毎日続けることのほうが、長く不定期にやるよりもずっと大切です。


1年生の家庭学習で取り組む内容

ひらがな・カタカナの書き取り

 1年生の国語では、まずひらがなを一文字ずつ丁寧に学んでいきます。学校で習ったひらがなを、家でも書いて確認する練習を取り入れるとよいでしょう。

 大切なのは、ていねいに書く習慣を最初からつけることです。とめ・はね・はらいをおろそかにすると、後から直すのが難しくなります。プリントやノートに、1文字ずつゆっくり書かせてあげるとよいでしょう。

 書き取りは手書きで行うことが基本です。指でなぞるだけの練習や画面上の操作では、鉛筆を正しく持つ習慣や、文字を書く感覚を身につけることができません。鉛筆の持ち方も、この時期に確認しておけると安心です。

 カタカナは2学期以降に学校で習いますが、ひらがながしっかり書けるようになってから取り組めば十分です。

 ひらがな、カタカナの練習問題プリントはこちらでダウンロードできます

1年生 こくご 目次
ひらがな、漢字、正しい書き方など、1年生の国語の問題です。ひらがなのれんしゅう ひらがなのれんしゅうーかきじゅんつき ひらがなのれんしゅうカタカナのれんしゅう カタカナであらわす ことば1年生でならう かん字 1ねんせいのかんじドリルことば...

数の学習と簡単な計算

 算数では、1〜10の数の読み書きからスタートします。「5はいくつといくつ?」という数の合成・分解の感覚が、たし算・ひき算の土台になります。

 最初は、おはじきや積み木など具体的なものを使って、数の感覚を育てるとよいでしょう。「りんごが3個あって、2個食べたら何個残る?」といった、日常の中でのやりとりも立派な算数の練習になります。

 紙の上で計算するときは、プリントやノートに数字を書いて取り組むとよいでしょう。頭の中だけで考えるよりも、手を動かして書くことで理解が深まります。

小1の算数の練習問題はこちらでダウンロードできます

1年生の算数目次
*現在プリントをリニューアルしています。順次追加していきますので、完成までしばらくお待ち下さい。あつまりと かずどちらが おおいいくつ あるでしょう10までのかずかずの なまえなんばんめなんばんめ(順番)ものの いちいくつといくついくつとい...

音読

 教科書の文章を声に出して読む「音読」は、読む力・語彙・集中力をまとめて育てられる、1年生にとって非常に大切な学習です。

 宿題で音読が出る学校も多いですが、出ない日でも絵本や学校の教科書を声に出して読む習慣をつけておくと、国語力の土台が育ちます。親御さんが聞いてあげることで、お子さんも張り合いを持って取り組めます。

 低学年向けの音読プリントはこちらでダウンロードできます

低学年 音読プリント
「低学年 音読プリント」の記事一覧です。

家庭学習を続けるための工夫

 毎日続けるためには、「できた」という達成感を積み重ねることが大切です。難しすぎる問題は必要ありません。無理なく取り組める内容を用意して、終わったらしっかりほめてあげるとよいでしょう。

 学習が終わったらカレンダーにシールを貼る、ノートに花丸をつけてあげるといった小さな工夫も、お子さんの意欲につながります。

 また、親御さんが横に座って見守ることも大きな安心感になります。1年生のうちは、一人で黙々と勉強させるよりも、親御さんが横にいる環境で取り組むほうが、学習習慣として定着しやすいです。

 また、市販のドリルや通信教材を取り入れるのも一つの方法です。1年生向けの通信教材は、ひらがなや数の学習から始まり、学校の進度に合わせて取り組めるものが多く、家庭学習の習慣づけにも向いています。お子さんの興味や学習ペースに合ったものを選ぶとよいでしょう。


学習プリントを活用しましょう

 家庭学習の教材として、無料の学習プリントを活用するのも一つの方法です。学校の授業の進み具合に合わせて使えるので、無理なく取り組めます。

 ひらがなの書き取りや数の練習など、1年生の学習内容に合わせたプリントを公開しています。印刷して手書きで取り組むことができますので、ぜひご活用ください。

 また、市販のドリルや通信教材を取り入れるのも一つの方法です。1年生向けの通信教材は、使っている教科書に合わせた内容のものが多く、学校の予習・復習に無理なく使えます。家庭学習の習慣をつけたい時期にも向いています。

 教科書に沿った内容で取り組みやすいものとして、月刊ポピーがあります。無料のお試し見本を請求できますので、まずは内容を確認してから始めることができます。

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まとめ

 小学1年生の家庭学習で大切なことをまとめます。

  • 入学直後は学校に慣れることを優先し、家庭学習は無理に急がない
  • 毎日決まった時間に取り組む習慣を作ることが、最初の大切なことになります
  • 1日10〜15分程度から始め、短くても続けることを大切にする
  • ひらがなの書き取り・数の練習・音読を手書きで取り組む
  • できたことをほめて、達成感を積み重ねる

 勉強が「楽しいもの」「やればできるもの」だと感じてもらえるよう、この時期はたっぷりほめながら関わってあげるとよいでしょう。小さな積み重ねが、これからの学力の土台になっていきます。

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